要請番号(JL13024A04)
募集終了

3代目
・2024/3 ・2025/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育訓練省
2)配属機関名(日本語)
学習指導課
3)任地( ヌクアロファ(中央地区) ) JICA事務所の所在地( ヌクアロファ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
トンガ全土の国立小学校の管理および教育の質の向上を目指し、教師を対象とした研修の開催および、教育主事による巡回指導、教師の評価、教材の管理などを行っている。職員数は約50名。珠算へのJICA海外協力隊による支援は1989年に始まり、2009年には全小学3-5年生の必須科目となり、毎算数時間(1.5時間/日)のうち最初の15分が珠算の時間となっている。2022年からは小学6年でも珠算教育は継続されるようになり、今後、中学1-2年生まで授業が拡大していく予定。学習指導課の予算は教員給与も含め約14億円。
【要請概要】
1)要請理由・背景
トンガでは教育改革事業で算数科の新カリキュラムに珠算が組み込まれたものの、依然として積極的に珠算指導を行えない教員もおり、教員の指導力向上を含めた指導支援が求められている。首都のあるトンガタプ島では学校および教員の数も多く、丁寧な巡回指導が困難であり全国珠算大会での成績が他の離島に比べ劣っていたことから、2016年より3地区(中央、西、東)の巡回指導要員として隊員が派遣された。珠算を通した算数能力向上、教員の指導力向上への支援が求められておりトンガタプ島内中央地区の政府系小学校を巡回する後任の要請に至った。また、学習指導課の珠算担当職員や他の珠算隊員とともに大会の運営補佐、ワークショップの実施、教材開発も求められている。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
1.トンガタプ島の中央地区小学校を巡回し、授業が適正に実施されているかモニタリングを行うとともに生徒や教師に対する珠算、算数の指導を行う
2.配属先職員や隊員と協力しながら算数教育改善のためのワークショップや教材開発を行う
3.小学6年および今後そろばんの授業が拡大予定の中学1から2年生のシラバスのレビューを行う
4.教員養成コースからの要望に応じて授業への助言等サポートを行う
5.3年に1回行われる珠算大会(離島5回、トンガタプ島内3回、全国1回)が開催の場合、検定試験や研修会の企画運営を支援する
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
算盤(特大サイズ、普通サイズ)、練習問題集、教師用指導書、コピー機
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先部署職員:50名 男女
珠算担当者:3名(40-50代、男女3名 教員経験20年以上)
活動対象者:小学校の算数教師(約270名、20-50代男女)
中央地区内小学校:約10校、トンガ国立大学教員養成コース
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:(小学校教諭)
(珠算2級以上)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:同僚と同等の学歴が求められる
[経験]:( ) 備考:
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(15~33℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
現地語は、トンガ派遣後の現地語学訓練で学習する予定。