要請番号(JL13024A08)
募集終了
・2024/3 ・2025/1 ・2025/2 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
内務省
2)配属機関名(日本語)
トンガサッカー協会 {HP|https://www.tongafootball.to/}
NGO
3)任地( ベイトンゴ ) JICA事務所の所在地( ヌクアロファ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 1.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
トンガサッカー協会は、1965年に設立され、1994年にFIFAに加盟した。また、OFC(Oceania Football Confederation) のメンバーでもあり、OFCのリーグに参加している。協会は、独自の施設を保有しており、広大な敷地に4面のフルコート、フットサルコート、事務所、選手のための寮を備えている。同協会では、トンガ代表、ユース代表、ユースチームを管轄し、選手及び審判の養成を行っている。男女や年齢ごとに様々な層が参加しており、国内でのリーグ戦などの大会を企画・実施している。主な運営資金は、FIFAからの助成によって賄われている。
【要請概要】
1)要請理由・背景
FIFAの支援により、グラウンドや施設、機材は充実しており、男女ともに各世代ごとのユースプレイヤーが活発に練習に参加している。しかし、指導者の数が不足しているため、ボランティアベースのコーチに頼っている状況もある。そのため、指導者育成、(年代別の指導ができる人材の確保)が喫緊の課題となっている。当協会ではジェンダーの配慮を重視しており、女性のプレイヤーも多い。当国ではNCDs対策も大きな課題であり、また女性の運動不足も指摘されていることから、NCDsに対しても貢献が期待されている。指導案の作成やコーチの能力強化、選手層の拡大、イベントへの協力などが求められ、本要請があげられた。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先のコーチと協働し以下の活動を行う。
・トレーニングプログラムの作成・提案を行い、選手層の技術底上げの支援を行う。
・男・女共に練習への参加率の向上、安定化のための工夫を行い、競技人口を増やし、新しい選手の発掘を行う。
・国際大会へ向けた、代表チームの技術の向上、練習やメンタルトレーニングのサポートを行う。
・ローカルのコーチや離島のコーチとも連携を行い、トンガ国内のサッカー関係者のネットワークを強化する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
ビブス、コーン、マーカー、ハードル、マネキン、HP Laptop, TV, シャトルバス5台、トラック1台、芝刈り機、選手寮
現在、観客席を備えたスタジアムを建設中
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:いずれもOFCのCコーチライセンスを所持
・グラスルーツ担当
・青少年育成担当
・代表ゴールキーパーコーチ(男・女各1名ずつ)
・人材育成マネージャー
活動対象者:コーチ、代表選手、ユース(高校生や高卒世代が多い・男子・女子選手共に対象)
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(JFA・B級コーチライセンス)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(競技経験)5年以上 備考:選手への指導が必要
(指導経験)2年以上 備考:コーチの経験は必須
[参考情報]:
・指導法を体系的に学び実践した経験は必須
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(15~33℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
現地語学訓練では、トンガ語を学習する。平日日中はコーチへの指導、夕方からユースを対象とした活動が想定される。また、週末も活発に練習が行われており、配属先と協議し活動計画を立てることとなる。