2024年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL13024A09)
募集終了

国名
トンガ
職種コード 職種
G130 柔道
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
2代目
派遣期間
1年
派遣隊次
・2024/3 ・2025/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

トンガオリンピック委員会

2)配属機関名(日本語)

トンガ柔道協会 {Facebookページ|https://www.facebook.com/TongaJudo/}
NGO

3)任地( ヌクアロファ ) JICA事務所の所在地( ヌクアロファ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

トンガ柔道協会は、柔道の競技レベル向上および普及を目的に1991年に設立され、トンガアマチュアスポーツ協会、オセアニア柔道連盟、国際柔道連盟に加盟している。小学生中心のジュニアクラス、青少年以上のシニアクラスで、20名程度が競技レベルの向上、国際地区大会(オセアニア、南大洋州等)への出場を目指し稽古に取り組んでいる。ナショナルチームの選手は4名。2023年7月に行われたオークランドオープンでは3名が出場し、金メダル2個、銀メダル2個を獲得した。協会の主な財源は、寄付や協賛、自己負担によるものである。

【要請概要】

1)要請理由・背景

柔道は、トンガ人の体格を活かせる競技の一つであるが、2018年7月まで協会長兼コーチを務めていたスウェーデン人が帰国し、現在は、公式なコーチはおらず、ナショナルチーム選手が中心となり(初段:3名、3級:1名)模索的な練習が続いている。2019年7月から2か月間の短期隊員が派遣され、ジュニアクラス、シニアクラスへの指導や練習プログラムの策定、近隣の学校(中学生くらいの年齢の生徒が対象)で受け身や抑え込みの指導、ラグビーへの柔道技術の応用、柔道普及のための広報活動などを行った。2024年2月に常時使用可能な練習場を確保したことから、新たな練習プログラムの策定、見直し、練習や実戦を通した競技レベルの向上を目的とした支援が求められて本要請に至った。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

以下の活動を配属先の指導者(上級者)と協力して行います。
1. 上級者自身で、柔道クラブの技術向上のために、運営・指導ができるように、アドバイスや練習プログラムの策定を行う。
2. 代表選手に対し、各大会での入賞・準備を目的とした、競技レベルの向上を目指した実践的な指導を行う。
3. ジュニア・シニアクラスで、基本指導を行う。 (現状は週に2回夕方に実施。常設練習場を確保した為、実施回数を増やす予定。)
4. 学校やコミュニティで柔道教室(受け身の指導や柔道の広報)等のイベントを企画・開催する。(主として平日の昼間)
5.警察学校等への訪問、護身術等のデモンストレーション等の活動も計画されている。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

国際大会で使用している専用マット、クラッシュパット(2mx2m)等(畳は所有していない)

4)配属先同僚及び活動対象者

柔道協会会長、コーチ兼選手:30代男性、初段
他;秘書、会計各1名
指導対象選手:数名を除き、ほぼ初心者レベル
シニアクラス(14才以上のグループ):10名程度(うち初段2名(40代・20代後半)、3級1名)
ジュニアクラス(14才以下のグループ):10名程度

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

英語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(柔道三段)

[性別]:(男性) 備考:指導対象が主に男性のため

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(指導経験)2年以上 備考:代表選手への指導を行うため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(15~33℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

現地語学訓練ではトンガ語を学習する。トンガ柔道協会で実施しているクラスが限定的なため、自ら配属先と協議・工夫し、学校や警察学校等でのイベントやデモンストレーションなど柔軟に実施・対応し、柔道の普及に取り組むことが求められる。