要請番号(JL13024B03)
募集終了
・2025/1 ・2025/3 ・2026/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育訓練省
2)配属機関名(日本語)
トンガ国立大学
3)任地( ヌクアロファ ) JICA事務所の所在地( ヌクアロファ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
トンガ国立大学は6校の高等専門教育機関が合併し、2023年に開校したトンガ唯一の国立大学である。現在、5学部を有し、その一つに配属先である科学技術学部がある。科学技術学部の前身である旧トンガ科学技術専門学校は1995年にドイツの援助により設立され、日本や豪州政府からの支援を受けてきた。配属先は8プログラムコースがあり、トンガにおける公的職業訓練機関では中核的な存在であり、同学部卒業生は国内だけでなくNZや豪州などでも仕事を得ている。これまで、自動車整備、電子機器などの職種でJICA海外協力隊の派遣実績がある。
【要請概要】
1)要請理由・背景
同校及び前身の旧トンガ科学技術専門学校はこれまで数多くの卒業生を輩出してきた。卒業生の中にはNZやフィジーなどでさらに学ぶ機会を得て、その後母校で後進の指導にあたる者も輩出している。一方、大学化したことからコース完了時に与えられる資格のカリキュラムを含む認定条件の見直しが必要になっている。また、トンガ国内でもハイスタンダードの技術が期待されるようになってきていることから、より一層教員に対しても技術向上が求められている。同校には汎用旋盤の他にも日本メーカーのCNC旋盤を有しており、活用したいという希望があることから、今回、要請に至った。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
・同僚に最近の機械加工のトレンド(ISO9000シリーズ、Industry4.0など)や授業に対する助言やトレーニングを実施
・コースシラバスや教材、訓練用具や道具の開発や見直しへの支援
・旋盤、ベンチドリル、円形研削盤など実習室内の機器のメンテナンス及びメンテナンスに必要な知識を共有
・学外実習期間中の実習先訪問の際の確認作業へのサポート
・同僚や生徒に対してKAIZENの大切さを伝えるとともに、実習室と倉庫の管理に対して助言
・CNC旋盤を活用できるよう教員に対して指導を行うとともに、教員とともに授業を支援
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
教室、実習室、倉庫、小型精密CNCタレット旋盤(TX-75Y)、汎用旋盤(Pinacho S-90/260、S-90/310)、フライス盤(MILKO 35R、STEINEL SH 4、HAFCO HM-47B)、グラインダー
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:学部長 50代男性、プログラムコーススタッフ男女 20名、事務 女性 6名
コース同僚: 5名 男 20-60代 (うち2名は溶接コース担当。NZ人1名も2024年から1年間参加予定)
活動対象者:10-20代男女 (2024年時18名)
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:(機械加工技能士1級)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(専門学校卒)機械工学 備考:学歴社会であるため
[経験]:(実務経験)10年以上 備考:経験をもとに指導が必要である
(指導経験)2年以上 備考:生徒に対して指導もするため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(15~33℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
派遣前訓練では英語を学習し、現地語は派遣後の現地語学訓練で学習する。