要請番号(JL13618A04)
募集終了
2代目
・2018/4 ・2019/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
農業林業家畜漁業バイオセキュリティ省
2)配属機関名(日本語)
林業局
3)任地( シェファ州エファテ島ポートビラ市 ) JICA事務所の所在地( ポートビラ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先では国内森林資源の持続可能な管理方法の確立及びその有効利用を目指しており、その業務内容は森林調査や伐採に関するライセンス発行並びモニタリング、森林資源管理に関連する技術的指導、また森林保全に繋がる市民への啓発活動や所得向上に繋がる支援を行っている。首都ポートビラにある本局のほか、各州に州事務所を構え、地域レベルでの森林保全活動や伐採後の再植林指導、都市部における植樹プログラムの実施、更には所得向上に向けた森林資源の活用方法の指導や啓発活動を行っている。年間予算はおよそ5,800万円。これまで1名のJICAボランティア(林業・森林保全/青年海外協力隊)が技術支援を行った。
【要請概要】
1)要請理由・背景
林業局はその事務所近くにナーサリー(育苗園)を有し、マホガニーやビャクダンなどの育苗を行っている。ナーサリーの隣接エリアには水源保全林も備えており、2004年から樹木伐採後の再植樹活動を行っている。今後、林業局ではナーサリーと保全林がある約800平方メートルのエリアを森林環境の保全を啓発するための各種デモンストレーション用ミニ植物園として整備し、児童・生徒や一般市民が体験学習を通して環境保全や森林保全を学ぶことが出来る場所として活用して行く計画である。植物園の予定地には学習用としてこれまでに多くの在来種の木々が集められており、2017年11月からは整地作業も開始された。しかしながら、配属先では具体的な植物園のイメージを持っている人材が不足しており、来園者の興味や関心、また理解度を高める工夫やアイデアを提供し、共に植物園の整備を行う人材の必要性からボランティアが要請された。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先の同僚スタッフとともに、以下の活動を行う。
1. 来園者の興味や関心、学習効果を高めるアイデアや工夫を提供し、植物園整備計画の策定を支援する。
2. 整備された植物園を利用した地域や青少年を対象にした学習プログラムやワークショップのアイデアを提供する。
3. 植物園の適切な維持及び管理方法について配属先スタッフにアドバイスを行う。
4. 配属先が実施する各種環境保全イベントをサポートする。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
執務室、PC、プリンター、インターネット、ナーサリー、保全林、ミニ植物園用スペース、各種造園器具
4)配属先同僚及び活動対象者
【配属先同僚】
・配属先長:1名(40歳代男性、林業局長)
・同僚:1名(40歳代女性、森林科学専攻)
・その他のスタッフ:2名(30歳代男性、環境科学専攻)(20歳代男性、初任者)
【活動対象者】
・主に配属先同僚
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒)林学 備考:業務上必要となるため
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:業務上必要となるため
[参考情報]:
・環境学系や植物学系の学部卒も可
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(18~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)