2018年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL13618A06)
募集終了

国名
バヌアツ
職種コード 職種
G102 環境教育
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2018/4 ・2019/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

内務省

2)配属機関名(日本語)

シェファ州政府事務所

3)任地( シェファ州エファテ島ポートビラ市 ) JICA事務所の所在地( ポートビラ市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先は、シェファ州に属するエファテ島全域(首都ポートビラ市を除く)及びシェパード諸島を形成するエピ島やトンゴア島を管轄する行政機関であり、管轄下にある地域の教育、保健・医療、農業、防災、環境などの分野における市民サービスを行っている。本部事務所はポートビラ市内にあり、エピ島及びトンゴア島の地方島には出張所が置かれている。本部には35名の職員が、エピ島に8名、トンゴア島には7名の担当者がそれぞれ配置されている。JICAの支援としては、防災分野の支援を目的として2017年4月まで1名の防災・災害対策隊員が活動を行った。最近では特に「ゴミ問題」に対して注力している。年間予算はおよそ3,300万円。

【要請概要】

1)要請理由・背景

配属先が所属するシェファ州では2016年11月に「廃棄物処理法」が制定され、ゴミの分別処理や廃棄方法などの決まりが定められた。しかしながら、施行後1年を経過した今も、「ルールに従ってゴミを処理する考え方」は未だ一般市民に十分浸透しておらず、今後も継続した啓発活動が必要不可欠となっている。配属先では配属先長を含む2名の担当者がエファテ州内における正しいゴミ処理方法を人々に広め、持続的に実施して行くことができるよう努力を続けており、配属先では今後、人員を少しずつ増やしながら「ゴミの問題」を解決していく計画となっている。そのような状況で、配属先では「正しいゴミ処理の仕方」を根付かせるためには、ルール設定のみならず、一般市民や児童・生徒への啓発活動やアピールイベント等によるボトムアップの関わりも重要と考えており、それらの活動をサポートする人材としてJICAボランティアの要請が挙げられた。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

配属先同僚と協力しながら、以下の活動を行う。
1. 一般市民や児童・生徒向けのポスターやパンフレットなどの各種啓発資料を作成する。
2. それら資料を利用した市民向けワークショップや配属先管轄エリア内の学校での環境教育授業の実施を支援する。
3. 市内中央野菜市場内に設置するコンポスト作りのためのアイデアを提供し、仕組みづくりを支援する。
4. 可能であれば配属先が実施する各村々における「廃棄物処理」の状態を調査、モニタリングするためのサポートを行う。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

執務室、PC、コピー/プリンター機、インターネット

4)配属先同僚及び活動対象者

【配属先同僚】
・配属先長:1名(50歳代男性)(都市計画課課長代行)(業務経験6年)
・同僚:1名(40歳代男性)(地域開発担当)(業務経験4年)
【活動対象者】
・配属先同僚及びポートビラ市内及びエファテ島村落部の児童・生徒、一般市民など

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒) 備考:配属先同僚とのバランスのため

[経験]:(実務経験)2年以上 備考:社会教育又は環境等の関連分野

[参考情報]:

 ・環境関連活動、教育分野での経験

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(18~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

大洋州地域で実施されている技術協力プロジェクト「大洋州地域廃棄物管理改善支援プロジェクト フェーズ2 (J-PRISM 2)」との連携が期待されている。