2018年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL13618A09)
募集終了

国名
バヌアツ
職種コード 職種
G182 小学校教育
年齢制限
活動形態
個別
区分
交替
派遣期間
2年
派遣隊次
・2019/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育省

2)配属機関名(日本語)

シェファ州教育事務所

3)任地( シェファ州エファテ島ポートビラ市 ) JICA事務所の所在地( ポートビラ市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先はシェファ州内の小学校86校、中学校25校を管轄し、教育政策立案や学校運営、指導教員への助言等、教育全般に関わる事業を行っている。州内は10地区に分けられ、それぞれの地区の学校を担当する指導主事(Zone Curriculum Advisor, ZCA)が中心となって巡回指導やワークショップを開催している。配属先には、2008年よりJICAボランティアが派遣され、当初は音楽指導を中心とした活動を行ってきたが、現在は算数指導に重点を置いた協力をしている。

【要請概要】

1)要請理由・背景

バヌアツでは2013年まで小学校1年生からすべての授業が英語またはフランス語で行われていたため、語学力に起因する学習のつまづきが問題となっていた。教師用の指導書はあるものの、教員養成学校卒業などの資格を持った教師は、教師全体の67%(2015年)と少なく、教師によって指導力に差がある点も問題であるとみられる。2014年にカリキュラムが改定され、1-2年生の授業は現地語で実施されることになり、低学年の基礎学力は改善が見られ始めているが、高学年では低学年でのつまずきの影響が残っている。特に算数の基礎学力向上のための支援が必要とされている。また、教員の指導能力向上のためにJVが2017年に再開させ、協力してきた南部エファテ算数教師会に対しても、活性化のために継続した支援が必要である。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

小学生の算数の基礎学力向上のために以下の支援を行う。
1.地域内の小学校を巡回し、児童が理解しやすい授業方法、指導方法を紹介、助言する。
2.教員向けの研修会を企画・実施し、教員の算数知識の向上、指導力の向上を図る。
3.南部エファテ算数教師会の活動を支援し、授業研究会や研修会等を企画・実施する。
4.教育省配属の小学校教育隊員と協力し、情報共有を図り、分科会等を実施する。



3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

パソコン、インターネット、FAX 、コピー、JV作成資料(ドリルなど)

4)配属先同僚及び活動対象者

【同僚】
事務所長:1名(50歳代男性)
指導主事(ZCA):6名
教員研修担当者:4名
【活動対象者】
州内の小学校教員、児童

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(小学校教諭)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(    ) 備考:

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(18~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】