2018年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL13618A10)
募集終了

国名
バヌアツ
職種コード 職種
G182 小学校教育
年齢制限
活動形態
個別
区分
交替
4代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2018/4 ・2019/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育省

2)配属機関名(日本語)

エキペ小学校

3)任地( シェファ州エファテ島エキペ村 ) JICA事務所の所在地( ポートビラ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 1.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先は、1-8年生250名(1-6年生が小学生、7-8年生が中学生)が通う英語系公立小中学校である。校長を含め9名の教員が、午前中に語学と算数の授業、午後に体育、音楽などの科目の授業を行っている。首都から車で1時間のエファテ島北東部に位置するが、村には電気が通っておらず、学校ではソーラーパネルやジェネレータにより発電した電気を使用している。各国の小規模ファンドによる水タンクなどの施設が設置されている。また、2007年には草の根・人間の安全保障無償資金協力により教室を拡充している。2017年6月まで青年海外協力隊(JV)が活動していた。

【要請概要】

1)要請理由・背景

バヌアツでは2013年まで全ての授業が英語か仏語で行われていたため、語学能力に起因する低学年からの算数授業のつまずきが問題となっていた。2014年にはカリキュラムが改訂され1-2年生の授業は現地語となり、低学年の基礎力は改善がみられているが、高学年では低学年でのつまずきの影響が残っている。また、教員に対する研修の機会も少なく、教員の指導能力の改善が課題の一つとなっている。2003年から3代にわたり青年海外協力隊員が児童の基礎学力向上や教員の質の向上を目指した活動を展開してきた。3代目のJVは、100マス計算などを利用して児童へ算数の指導をしたり、エファテ島北部にある学校の教員が参加する算数教師会を再開させて研修会などの実施を支援した。児童の学力向上及び、教員の算数指導に対する知識を向上、定着させるために、引き続き支援が求められている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

小学生の算数の基礎学力向上のために以下の支援を行う。
1.同僚教員とともに算数の授業を担当し、児童の学力の向上を目指す。
2.同僚教員に対して、児童が理解しやすい授業方法、指導方法を紹介、助言する。
3.校内で研修会を企画・実施し、教員の算数知識の向上、指導力の向上を図る。
4.北部エファテ算数教師会の活動を支援し、授業研究会や研修会等を企画・実施する。
5.算数以外の教科(体育、コンピュータ)の授業についても担当できるとなお良い。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

オフィススペース、教科書、PC、プリンター、コピー機、サッカーボール、楽器

4)配属先同僚及び活動対象者

【同僚】
校長:1名(50歳代男性)
教員:8名(20-50歳代、男性4名、女性4名)
【活動対象者】
エキペ小学校の児童および教員
北部エファテ算数教師会参加教員

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(小学校教諭)

[性別]:(男性) 備考:配属先の希望

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(    ) 備考:

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(18~35℃位)

[通信]:(電話可)

[電気]:(不安定)

[水道]:(不安定)

【特記事項】

JVの住居となる教員用住宅にはソーラーパネルによる電気供給あり。
水道は雨水タンクを利用。