要請番号(JL13618A11)
募集終了
4代目
・2018/4 ・2019/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
保健省
2)配属機関名(日本語)
公衆衛生局予防接種拡大計画課
3)任地( シェファ州エファテ島ポートビラ市 ) JICA事務所の所在地( ポートビラ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は、ワクチンで予防可能な感染症から子供たちを守るために、バヌアツ国内で実施される予防接種にかかわるデータの収集、財務管理、ワクチンの品質管理、コールドチェーン管理、地方への発送、地方スタッフの教育やサポートなどの業務全般を実施している。ワクチンはユニセフや日本も含む多様なドナーから提供されており、2017年の年間予算は5000万円。2005年から2010年にJICA大洋州地域予防接種事業強化プロジェクトが実施された。現在3代目の青年海外協力隊員(JV)が活動中である。
【要請概要】
1)要請理由・背景
大洋州地域では1977年から母子保健の向上を目的とした予防接種拡大計画が実施されている。また、ユニセフの支援によりコールドチェーン設備の増強や人材育成が強化されている。しかし、バヌアツは約83の島からなる島国であり、地方は交通インフラも未発達であるため、ワクチンの輸送が大きな課題となっている。医療従事者不足もあり十分な管理体制が取れていないのが実情である。WHO/UNICEF による推計値(2016 年推計)では、DTP1(三種混合ワクチン)の接種率は75%との報告もある。予防接種率の向上のため、住民に対する予防接種の知識の普及が必要であり、ボランティアによる継続的な支援が求められている。また、ユニセフの主導により全国のコールドチェーン管理者を対象としたワークショップが実施されているが、バヌアツの地域特性に合致した説明資料の作成などの支援が必要である。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
ワクチン管理、人材育成、予防接種の知識の普及に協力する。
1.ワクチン貯蔵庫内のコールドチェーン機器の温度管理を支援する。
2.ワクチンの在庫管理および各州への確実なワクチン供給を支援する。
3.地方医療施設の担当者や看護師に対する研修の実施やガイドラインの策定への協力を行う。
4.予防接種率の向上のために、住民に対する予防接種知識の普及を行う。
5.保健省健康促進課と協力し、普及のための広報資料などを作成する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
パソコン、インターネット、ワクチン保管冷蔵庫
4)配属先同僚及び活動対象者
【配属先同僚】
所長:1名(50歳代男性)
データ担当官:1名 (20歳代男性)
ユニセフ担当官:1名 (30歳代男性)
【活動対象者】
各州保健事務所の担当者および看護師
地域住民
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:(看護師)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:( ) 備考:
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(18~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)