要請番号(JL13623A05)
募集終了
5代目
・2023/4 ・2024/1 ・2024/2 ・2024/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
内務省
2)配属機関名(日本語)
ポートビラ市役所廃棄物管理課
3)任地( シェファ州エファテ島ポートビラ市 ) JICA事務所の所在地( ポートビラ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は、首都ポートビラ市の行政を担う機関で、廃棄物管理課は、人口増により深刻化するごみ問題の対策管理を行っている。市街地のごみ収集は同市によって行われ、最終処分場を含めた廃棄物管理及び住民への保健行政を実施している。また、JICAが実施している大洋州地域廃棄物管理改善支援プロジェクト(J-PRISM)の対象地域の一つとなっており、過去には技術協力プロジェクトにより廃棄処分場が整備されている。同課には、2008年から計4名の環境教育隊員が派遣された。年間予算:約3億5千万円。
【要請概要】
1)要請理由・背景
バヌアツにおいては「自然環境の保護」や「資源の節約」といった考えが一般市民にまだ十分浸透していない。配属先が持つ役割として、市民に対して環境保護の意識を高めることやゴミの分別処理、再利用などといった意識を高め、環境に優しい町づくりを推進していくことにある。今般、教育カリキュラムに導入される「清潔で健康的な環境を促進するためのガイド」が作成され、子どもたちが成長するにつれて廃棄物を管理することを学び、知識を両親や長老に伝えることができるようにポートビラ市内の学校を巡回し、環境教育を行いたいと考えている。日本で廃棄物管理研修を行ったスタッフがおり、廃棄物管理の先進国である日本の協力隊員から支援を受けたいとの要望が出された。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先の同僚とともに、「3R」の視点を持ちながら、以下の活動を行う。
1. 学校や一般市民に向けた学習教材を完成させる。
2. それらの教材を活用し、市内の学校を巡回し、生徒たちが分別できるように啓発する。
3. 学校内に留まらず、市民にも環境意識向上を促進し、「美化運動」を推進する。
3. これら活動を円滑に進めるため、「ポスター」や「パンフレット」等の視聴覚教材も作成する。
4. 地域住民や学校が、「ゴミの分別」を持続していけるような工夫やアイデアを提案する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
執務スペース、机、イス、プリンター
4)配属先同僚及び活動対象者
【配属先同僚】
・廃棄物管理課長1名(40歳代、男性、大卒)(業務経験5年以上)
・廃棄物管理責任者1名(20歳代、環境管理学位取得者)
【活動対象者】
・地域住民、学校児童生徒及び教員等
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:同僚とのバランスを取るため
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:事務能力が求められるため
[汎用経験]:
・環境関連、教育、企画・運営、営業等の経験
・環境関連活動の経験や知識
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(18~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
現地で必要とされるビスラマ語については、現地訓練期間中に学習する。
執務室内での業務以外にも、配属先業務の一環として日中長時間に及ぶ廃物処理場やコンポスト作成場での作業が発生する。