要請番号(JL13623B04)
募集終了
1代目
・2024/2 ・2024/3 ・2025/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
保健省
2)配属機関名(日本語)
保健省 病院・医療サービス局
3)任地( シェファ州エファテ島ポートビラ市 ) JICA事務所の所在地( ポートビラ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
保健省は、2021年8月にcovid-19などのアウトブレイク時の対応強化のため、国家感染予防管理委員会(National Infection Prevention and Control Committee:以下、国家IPC委員会)の正式な設立を承認し、同年11月にIPCポリシーとガイドラインを策定した。国家IPC委員会には、配属先の職員3名が主要メンバーとして配置され、プログラムを2025年まで牽引する。州レベルのIPC担当者と国内の病院レベルのIPC担当者の配置、またそれらメンバーと協働して国内6州にある医療機関の院内感染症対策の強化と薬剤耐性(AMR)対策強化を推進する。
【要請概要】
1)要請理由・背景
国家IPC委員会の役割は、主に州や病院レベルのIPC担当者への研修企画・実施などを通して、IPC担当者が各病院で感染症対策の強化を推進できるよう支援することである。国立のトップリファラル病院であるビラ中央病院(Vila Central Hospital:以下、VCH)については、5Sカイゼン手法(整理・整頓・清掃・清潔・しつけ)を用い、特にIPC評価の低かった衛生環境管理の改善を目指す。しかしながら、現状カイゼン活動を主導できる人材が不在であるとのことで、その支援要員として隊員が要請された。清掃スタッフなど非医療従事者を含めたすべての人員が感染予防やその対策の重要性を正しく理解し、衛生管理を実践できるよう作業プロセスの見直しを支援する。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先の同僚らと共に、以下の活動を行う。
1. 特に非医療従事者スタッフの作業プロセスをモニタリングし、現状の課題を明確化する。
2. 作業動線などの見直し等、現場目線で衛生管理を実践しやすい「作業プロセス」を提案・実施を支援する。
3. 5Sカイゼン活動の意義を理解してもらう「場」を設定し、理解促進を図る。
4. 衛生管理を行う上で必要な設備修繕や設備更新について、保健省にその必要性を訴え、予算確保を支援する。
5. VCH以外の他医療機関に対しての感染症対策の強化を目的とした研修実施等、必要に応じて配属先同僚を支援する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
オフィススペース、椅子、机
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚: 保健省、国家IPC委員会メンバー女性3名(50代、30代、20代)
活動対象者:
VCHスタッフ:IPC委員会メンバー男性3名(40代1名、30代2名)、医療従事者約120名、非医療従事者約約230名、州レベルのIPC担当者(6名)、VCH以外の医療機関のIPC担当者
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:B)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(専門学校卒)保健医療 備考:同僚とのバランス
[経験]:(実務経験)10年以上 備考:経験に基づく指導が必要
[参考情報]:
・医療機関における5S普及活動
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(18~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
現地で必要とされるビスラマ語については、現地訓練期間中に学習する。