要請番号(JL13623B09)
募集終了
8代目
・2024/2 ・2024/3 ・2025/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育訓練省
2)配属機関名(日本語)
フレッシュウォーターバイリンガル小学校
3)任地( シェファ州エファテ島ポートビラ市 ) JICA事務所の所在地( ポートビラ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は幼稚園併設の1年生から8年生までの生徒が通う、大規模な公立小中学校である。全校生徒は約2,000名、教員数は約60名。2023年度の予算は約1億円。教育訓練省は配属先をインクルーシブ教育のパイロットスクールの一つとして指定しており、インクルーシブ教育の推進を図っている。特別支援学級には現在15名、8歳から18歳の知的・発達障害、自閉症スペクトラム障害、学習障害、またダウン症の生徒が在籍しており、教員3名がクラスを受け持つ。バヌアツ障害児者支援協会やワン・スモールバッグなどのNGO団体からも不定期に支援を受ける。過去には小学校教育(音楽指導と算数指導)の隊員7名の受入実績がある。
【要請概要】
1)要請理由・背景
バヌアツでは障害児教育を専門に学べる機関がなく、教員は教育訓練省が実施する研修等の限られた中でしか知識や技術を習得することができない。また、障害の程度や発達に応じたアプローチが必要であるものの、人員も限られていることから、生徒ひとりひとりにあった指導法や学習支援ができていない状況にある。現在、担当教員のうち、障害児教育のバックグランドがある教員は1名のみである。隊員には、実践を通して障害児教育の知識や、技術面で教員を支援することが期待されている。特別支援学級の授業科目は主に語学(英語または仏語)と算数そして、生活スキルである。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1.個々の生徒の障害の程度や学習到達度に合わせた、授業・指導法の改善を支援する。
2.「自立学習」の活動計画、教具、教材作成を支援する。
3.教材教具の作成や指導方法等について、勉強会を企画し、実施する。
4.他クラスの教職員や保護者に対して、障害児への支援方法について、助言する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
デスク、椅子、プリンター、教材
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
校長:男性50代
特別支援学級担当教員:女性3名
40代2名(教員経験いずれも10年)、20代(教員経験4年)
活動対象者:
特別支援学級生徒(約15名:8歳~18歳)ならびに同僚教員
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:(特別支援学校教諭)
[性別]:(女性) 備考:配属先の意向
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(教員経験)3年以上 備考:経験に基づく助言を要する
[汎用経験]:
・特別支援学級での活動経験
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(18~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
現地で必要とされるビスラマ語については、現地訓練期間中に学習する。