要請番号(JL13623B10)
募集終了
1代目
・2024/2 ・2024/3 ・2025/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
政府長官情報局(首相省)
2)配属機関名(日本語)
国連資本開発基金(UNCDF)バヌアツ
3)任地( シェファ州エファテ島ポートビラ市 ) JICA事務所の所在地( ポートビラ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は1966年に設立された、国連資本開発基金のバヌアツ支部である。事務所はバヌアツ中央銀行に所在する。世界の後発開発途上国を対象に、貧困からの脱却のために必要な、金融サービスへのアクセスの機会を人々が平等に得られるよう支援を行う。バヌアツにおいては、2008年から2020年にバヌアツが後発開発途上国からの卒業を受けるまで大洋州金融包摂プログラム(PFIP)を実施。PFIPの成功をうけ、現在、大洋州保険および気候適応プログラム、大洋州デジタル経済プログラム、デジタル金融レジリエンスプログラムの3つのプログラムを実施している。2023年度年間予算は約5,500万円。
【要請概要】
1)要請理由・背景
バヌアツは、島嶼国という地理的要因により、基本的な金融サービスへのアクセスが限られており、実際に人口の37%しか銀行口座を保有していない。配属先は、かかる格差を是正するために、銀行口座不要の電子決済システムなどのデジタル金融サービスの導入を推進しているが、一般市民のデジタル金融リタラシーは低い。そのため、初中等教育のカリキュラムにデジタル金融サービスに関する内容を組み込むことで、若い世代に向けたデジタル金融リタラシーの向上を目指している。しかしながら、バヌアツ関係省庁の職員自体も全般的にデジタル金融サービスについての知識が不足していることから、これらの理解促進及び関連政策推進のために、各省庁間の調整を進める観点から、本隊員が要請された。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先が協働するバヌアツ中央銀行の金融包摂ユニットの職員とともに、以下の活動を行う。
1.「デジタル金融サービス」について、関係省庁職員に対して、その概要、必要性についての理解促進を行う。
2.「デジタル金融サービス」を、初中等教育のカリキュラムに組み込むために、関係省庁との調整業務を行う。
3.「デジタル金融サービス」を、実際の初中等教育のカリキュラムに組み込むため、教育訓練省スタッフに対する各種研修、情報提供を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
オフィススペース、机、椅子
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
バヌアツ支部代表:40代男性
活動対象者:
バヌアツ中央銀行・金融包摂ユニットスタッフ3名(40代男性、30代男性、30代女性)
教育訓練省職員など
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:A)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(修士)社会科学 備考:配属先の意向
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:即戦力が求められている為
[参考情報]:
・Fintechに関する知識と業務経験
・途上国などの省庁での業務調整
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(18~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
現地で必要とされるビスラマ語については、現地訓練期間中に学習する。
配属先は国連機関であり、概要はこちら。隊員が携わるプログラムは大洋州デジタル経済プログラム(PDEP)に紐づく。