要請番号(JL13623B28)
募集終了
3代目
・2024/2 ・2024/3 ・2025/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
農業家畜林業漁業バイオセキュリティ省
2)配属機関名(日本語)
林業局
3)任地( シェファ州エファテ島ポートビラ市 ) JICA事務所の所在地( ポートビラ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
林業局の主業務はバヌアツの森林資源の管理であり、森林再生プログラム、森林資源の持続可能な利用、そして森林資源保全の3つの柱から成り立っている。また、変化していく世界の環境の中で、バヌアツの樹々や森を、公平かつ、持続的かつ、そして有効に管理し、人々の健康で安全な暮らしに貢献することをビジョンとしている。そして国有の森林資源の管理が、森林産品の創造だけではなく、環境保護、収入向上、雇用機会の増大など社会の健全性ももたらし、経済の持続的成長につながることを目指している。JICAの支援としては、2020年までに2名の隊員を派遣した実績がある。予算は約2億2000万円である。
【要請概要】
1)要請理由・背景
林業局では、新たに地理情報システム(GIS:Geographic Information System)をベースにした国有林監視システム(National Forest Monitoring System)を立ち上げた。このシステムは、衛星を利用したリモートセンシングによる森林の養成状況の把握、及びREDD+活動 (森林減少の抑制、森林保全、持続可能な森林経営、及び森林炭素蓄積増加に関する取り組み) のための地図作成、及び森林破壊や劣化の場所を推察し温室ガスへの対応をとるための正確なデータ管理を行うものである。このシステムに対する提案やサポートを行い、スタッフへの指導ができる人材が求められており今回の要請となった。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先の同僚と共に下記の活動を行う。
1. カウンターパートに対し、国有林監視システムの操作を指導する。
2. 植林調査の実施を支援する。
3. 地理情報システムやリモートセンシングデーターベースを活用し、国有林監視システムに入力する。
4. カウンターパートに対し、森林資源の管理についてのトレーニングを行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
国有林監視システム稼働に必要な研究室、執務室、パソコン、その他必要な備品
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
・シニア計画担当者、男性、30歳代、大卒
・データベース担当者、男性、30歳代、大卒
・地図製作担当者、女性、40歳代、森林科学専攻
・調査担当者、女性、30歳代、気候変動専攻
活動対象者:
・林業局スタッフ、政府関係者、林業農家、実習生
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:同僚と同等レベル
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:指導が必要
[参考情報]:
・GISや森林リモートセンシングの知識
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(18~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
「GISや森林リモートセンシング」については、実務経験があれば望ましい。
現地で必要とされるビスラマ語については、現地訓練期間中に学習する。