要請番号(JL13624A05)
募集終了



2代目
・2024/3 ・2025/1 ・2025/2 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
法務・社会事業省
2)配属機関名(日本語)
バヌアツ障害者支援協会(VSPD)
NGO
3)任地( シェファ州エファテ島ポートビラ市 ) JICA事務所の所在地( ポートビラ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は、1986年より30年以上にわたり障害者支援を継続してきたNGOである。主な事業は早期介入プログラム(EI)と地域に根ざしたリハビリテーション(CBR)である。総スタッフ数は24名。障害者の雇用も積極的に行っており、現在、9名が活躍中である。国際機関や国際NGO、民間企業等の支援を受けながら運営を行っており、年間予算は約2,000万円。EIプログラムは主にUNICEFの支援で運営されている。初代隊員は2019年4月より2020年3月までEIプログラムを支援していた。コロナ後は、2023年12月まで理学療法士の資格をもつオーストラリア・ボランティアが同プログラムを担当。
【要請概要】
1)要請理由・背景
配属先のEIプログラムが対象とするのは、主に身体障害・知的障害・視覚障害・聴覚障害・自閉症等、またそれら重複障害など、障害の程度は様々である乳幼児(0~6歳児)であるが、実際には、10才くらいまでの子供ならびにその保護者を支援している。バヌアツでは特別支援教育について専門に学ぶ機関がなく、教育省が実施する研修等など限られた機会しかない。こうした同僚に対し、実践を通して障害の程度や特性に応じた効果的な支援方法など、プログラムの改善のため特別支援教育の専門性や知見の共有が求められ、本件が要請された。メインオフィス以外に、首都があるエファテ島には3つ支部があり、余力があれば、それら支部の支援も期待されている。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
同僚とともに障害のある乳幼児に家庭以外での社会との関わりを提供するため、以下の活動を行う。
1. EIプログラムの実施、およびその運営を支援する。
2. 歌、遊び、図画工作、軽い運動、マッサージなど障害の特性に応じた、アクティビティの提案など、同僚に対し、特別支援教育にかかる知見や経験の共有を行う。
3. 運動スキルやソーシャルスキルの習得と定着を目指し、現行プログラムの見直しを行う。
4. 保護者やコミュニティに対して、障害に対する理解やその対応方法に関する助言を行う。また家庭教育用の教材についても、使用方法をモニタリングし、実際の使用者が使いやすい内容となるよう、その改善を支援する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
遊具、絵本、各種文房具、コピー機、プリンター、会議室
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
・協会代表、男性、60歳代
・教育スタッフ(EI)4名、男女、20~40歳代
・他現地スタッフ14名、男女、20~40歳代
活動対象者: 乳幼児(肢体不自由、視覚障害、聴覚障害、知的障害、自閉症、またそれら重複障害)約40名(0~10歳)。および保護者、同僚
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:(特別支援学校教諭)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:同僚への知見の共有が必要なため
[汎用経験]:
・特別支援学級での活動経験
[参考情報]:
・知的障害を持つ子供への活動経験必須
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(18~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
現地で必要とされるビスラマ語については、現地訓練期間中に学習する。
保育士で障害を持つ幼児を対応したことがある方の応募も歓迎。