要請番号(JL13624B02)
募集終了
2代目
・2025/1 ・2025/2 ・2025/3 ・2026/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
保健省
2)配属機関名(日本語)
ビラ中央病院 NCDハブクリニック
3)任地( シェファ州エファテ島ポートビラ市 ) JICA事務所の所在地( ポートビラ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
ビラ中央病院は国内で専門的治療が可能である唯一の病院として、また医師や看護師養成のための教育病院として位置づけられている。年間予算は約1億2000万円、ベッド数約150床、医師約40名、看護スタッフ約150名。内科、外科、小児科、産婦人科、耳鼻科、歯科等があり、医師の多くはドナー各国(オーストラリア等)や中国から派遣され、医療機器も大半を外国からの援助に頼っている。日本で研修を受けた医療関係者が多数勤務している。2014年にJICAの無償資金協力により、新外来・検査棟が建設された。2024年8月現在、看護師隊員が活動中。
【要請概要】
1)要請理由・背景
バヌアツでは生活習慣病(以下、NCDs)が死因の上位を占めており、深刻な社会問題となっている。30代から50代の働き盛り世代の突然死も非常に多い。定期的な健康診断を受ける習慣がなく、NCDsの予防は喫緊の課題である。配属先である中央病院のNCDユニット外来には、毎日30名から40名の患者が訪れているが、対応する人員が非常に少ない。NCDsを担当する医師は、日本に研修に行った経験から強い感銘を受け、日本式アプローチの導入を望んでいる。同病院には栄養士隊員も派遣予定。教育機関に配属の隊員らと連携し、学校保健の体制づくりの支援や子どものころからNCDsに対する正しい知識を学ぶ機会の創出も期待されている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先の同僚とともに、NCDs患者のケア向上と予防対策普及のため、以下の活動を行う。
1. 日常業務をサポートし、配属先病院のNCDユニット外来患者に対するワークショップや指導を行い、正しい知識の定着を図る。
2. 患者のフォロー、および予防啓発のための教材を実情に合わせて改善する。
3. 同僚が指導できるエクササイズ等を紹介し、バヌアツ人が継続できる実施方法を探る。
4. 配属先病院の栄養士隊員と協力し、外来・入院患者についての疾病データを収集し報告する。
5. 可能であれば、教育機関や保健分野の隊員らとともに、小学校での身体測定の実施やその体制づくりを支援する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
パソコン、プリンター
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
・上級看護師、女性、50歳代(2012年本邦研修)
・看護師、男性、30歳代(2019年本邦研修)
・看護師、看護助手 計4名
活動対象者: 配属先NCDユニットの外来患者、コミュニティの成人、学校の教員・生徒・保護者等
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:(看護師)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:同僚や市民への指導が必要なため
[汎用経験]:
・食生活改善や栄養に関する知識や経験
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(18~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
現地で必要とされるビスラマ語については、現地訓練中に学習する。
現地、看護師協会への登録が必要となるため、赴任前の看護師資格英文証明書の提出が必須。