【配属機関概要】

3）任地（ シェファ州エファテ島ポートビラ市 ） JICA事務所の所在地（ ポートビラ市 ）

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間（ 徒歩 で 約 0.0 時間 ）

4）配属機関の規模・事業内容

バヌアツ柔道連盟は、運営者2名、スタッフ2名で構成され、バヌアツオリンピック委員会に正式に登録されており、バヌアツにおける柔道の普及と発展に取り組んでいる。1991年には国際柔道連盟(IJF)に加盟した。ポートビラ市内に専用の道場があり、現在、選手を含めた大人から子供まで、約110人がトレーニングしている。国際大会では2012年ロンドン大会から連続して、オリンピック競技大会に1名ずつ選手が出場した。また、同連盟は競技者の育成のみならず、スポーツを通じた心身ともに健全な人材の育成を目指しており、年齢・目的別に子供向けのクラスも複数設けられている。年間予算は約210万円。

【要請概要】

1）要請理由・背景

配属先は柔道の普及・新規練習生の獲得に積極的に取り組んでおり、効果的なトレーニングの為、年齢別・目的別のクラス編成を行っている。しかし、同連盟には細分されたクラスを担当する十分な指導者がおらず、今後練習生の増加も見込まれることから、指導者の確保が課題となっている。加えて、練習生のモチベーション向上の観点から、練習環境の整備・見直しについて、助言を必要としている。初代隊員は、複数のクラスを担当し、マニュアル作成や昇級・昇段システムの構築に取り組み、一定の成果を挙げた。しかし、初代隊員の取り組みの成果を継続・発展させる為、引き続き隊員のサポートを必要としており、後任隊員の派遣要請が出された。

2）予定されている活動内容（最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します）

配属先関係者と協力しながら次の活動を行う。
1.大人(選手を含む)から子供まで、幅広い年齢層に柔道を教える。
2.指導を通じて、柔道の魅力を伝え、新規の練習生(特に女性)を増やす。
3.練習生の昇級・昇段審査をサポートする。
4.配属先独自の柔道教本の作成をサポートする。
5.指導者の育成を行う。

3）隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

柔道場2面、貸与用柔道着(子供用30着、大人用10着)、貸与用帯(白色30本、青色1本、オレンジ色3本)

4）配属先同僚及び活動対象者

配属先:
会長1名(男性、40代前半)、副会長(男性、30代後半)
同僚:普及担当スタッフ(女性、20代半ば)、クラブ責任者(女性、40代後半)
活動対象:
大人(約22名、選手も含む)、児童(約47名)、近隣の学校生徒(約40名)

【資格条件等】

【地域概況】

【特記事項】

現地で必要とされるビスラマ語については、現地訓練期間中に学習する。