要請番号(JL13918A06)
募集終了
3代目
・2018/3 ・2018/4 ・2019/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育スポーツ文化省
2)配属機関名(日本語)
イバ小学校
3)任地( サヴァイイ島 イバ ) JICA事務所の所在地( アピア )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 船+バス で 約 2.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は2009年に日本政府(草の根無償資金協力)によって建設された離島にある公立小学校。サモアの小学校は1月開始、12月終了で、4学期制である。8年制で5-12歳までの児童が在籍する。授業は日本と同様、担任の教師が全教科を指導する。サモアの公立学校は地域の代表者や保護者などで構成される学校委員会が運営しており、教育スポーツ文化省から教師が派遣されている。現在、米国ピースコーから1人派遣されており、図書室管理や英語を受け持っている。児童数約250名、教師数13名。公立小学校は、児童1人に対し約4,500円/年のニュージーランド・オーストラリアの援助を受けている。年間予算は約120万円。
【要請概要】
1)要請理由・背景
サモアの小学校の問題として挙げらるのが、理科・算数の理解度が高くないことである。教師からの一方的な指導と児童に丸暗記させる教授法がサモアでは多く見られ、基礎計算を十分に理解しないまま小学校を卒業する児童が少なくない。また、両教科を指導する教師の質も高くなく、特に理科に関しては専門知識のいる教師がごくわずかしかおらず、慢性的な教師不足となっている。これらを改善するため教育省では、2006年より中等教育で教師の理数科能力改善プロジェクトを開始し、JICAはボランティアを派遣してこれを支援してきた。この成果が現れていることから初等教育でも同様の試みがスタートし、2010年よりボランティアによる支援を開始した。本校はプロジェクトのパイロット地区ではないが、教育省と学校長の意向により本要請となった。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1.理科および算数を主に担当し単独あるいは担任教師と授業を行う。
2.理科および算数の効果的な教授法を教師に伝える。
3.教師の理科および算数の知識/能力改善、向上に努める。
4.5-12歳までの.理科および算数の授業を週25時間行う。
5.同校や近隣校で実施される授業研究に参加し、助言する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
職員室、プロジェクター、パソコン、プリンター、
4)配属先同僚及び活動対象者
校長 (男性)
副校長(女性)
同僚教師 13名
対象者:主に4年生以上の児童(サモア語習熟度により低学年もあり得る)、同僚教師
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
サモア語
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:(小学校教諭)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(短大卒) 備考:同僚教師と合わせるため
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:配属先の希望
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(20~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)