2018年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL13918A09)
募集終了

国名
サモア
職種コード 職種
A241 コンピュータ技術
年齢制限
活動形態
個別
区分
交替
2代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2018/3 ・2018/4 ・2019/1
活動写真 配属先周辺の風景 サイクロン時対応中

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

資源・環境省

2)配属機関名(日本語)

気象局

3)任地( ウポル島アピア ) JICA事務所の所在地( アピア )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

サモアは大洋州地域の気象データ収集において地理的に重要な位置にあり、日本政府の無償資金協力「気象観測・災害対策向上計画」により気象局の機能向上と職員の育成を支援してきた。気象局では天候・気象観測、地震観測や情報収集等を行い、サイクロンや津波など自然災害に備えるためのデータ収集を行い、大洋州地域各国と情報を共有するとともに、災害が予測される気象の変化がみられる際には国民に対する情報発信を行っている。年間運営予算は約1,300万円(人件費を除く)。

【要請概要】

1)要請理由・背景

サモア国内の気象データは全国9か所に設置された測候ポイントで行われ、データはインターネットを利用して自動的に気象局本部に送られるシステムが構築されている。このシステムは気象局の各種業務を根底で支える基幹システムだが、十分な知識と経験をもったスタッフが育っていない。前任の青年海外協力隊は、ICT部門のスタッフ育成を行ったが、引き続きサーバ及びネットワークの基礎知識向上のための支援が必要とされている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

ICT技師として以下の活動を担当スタッフと行いながら、OJT(On the Job Training)でスタッフ育成を支援する。
1.全国9か所の観測地点にある機材の巡回メンテナンスを行いつつ、同僚の技術向上を目指す。
2.無線通信ネットワーク(データ通信)システムの技術的理解促進の支援。
3.サーバーのメンテナンス(LINUX)。
4.気象局で使用している無線通信システムのトラブルシューティング技術指導。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

本システムのサーバー(LINUX)、Ciscoルータ、気象局内の業務用PCはWin.7,10等を使用(個人用のPCの貸与はなし)、巡回時は気象局の車両に同乗

4)配属先同僚及び活動対象者

局長(男性:50歳代後半)
メンテナンスチーム主任(男性:30歳代)
メンテナンスチーム技師(男性:50歳代)
ICT技師(男性2名:20歳代、カウンターパート)

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

サモア語

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(男性) 備考:男性スタッフとの野外業務が多い

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)3年以上 備考:同僚への助言が求められるため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(25~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

気象局だけでなく、省庁全体のITに関する助言を求められることもある。