要請番号(JL13918A10)
募集終了
2代目
・2018/3 ・2018/4 ・2019/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
農業水産省
2)配属機関名(日本語)
水産局
3)任地( ウポル島アピア ) JICA事務所の所在地( アピア )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 0.1 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
水産資源保護、水産開発、漁港整備等に関する政策策定・実施を行っている機関である。本要請の部署は水産資源開発のうち主に養殖を担当する部署であり、新規養殖の模索、養殖技術の安定化と改善・普及と養殖技術研修および技術指導などを行っている。シニア海外ボランティア2名(養殖)が活動し、それぞれ、ボラの養殖とシャコガイの養殖技術の確立に取り組んだ。
【要請概要】
1)要請理由・背景
サモアでは個人漁師が小船漁船で行う沿岸漁業が行われている。沿岸で獲れるマグロは、輸出で外貨を稼いでいるが、その他の漁業は国内需要を賄う程度である。近年、水産局は水産資源保護の観点から淡水魚の養殖に着手し、養殖技術の普及に注力している。現在ティラピアの養殖を導入し、約60軒の養殖農家に技術移転をしているものの、養殖農家は養殖だけで生計を立てていけるまでには至っていない。そこで需要が高く、取引価格の高いボラに着目し、養殖に関する基礎的な調査・研究を開始した。養殖は、サモア国内においては新しい漁業の形態であり、ボラ養殖に必要な適正技術を研究できる人材はいないため、本要請に至った。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
水産局の担当スタッフと協調しながら以下の活動を行う。
1.ボラの養殖について調査・研究を行いサモアの環境に適した技術を確立する。
(稚魚は海から採取して利用する計画)
2.養殖農家へ確立した技術を普及をする。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
養殖池、水産局公用車
4)配属先同僚及び活動対象者
淡水魚専門技術者5名 (全員大卒、内1名は日本で水産学修士取得)
海水魚専門技術者5名(全員大卒、内3名は水産専門でない学部)
対象:水産局同僚スタッフ、養殖農家
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
サモア語
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:実務にかかる知識と経験が必要
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(25~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)
【特記事項】
予算や機材は非常に限られているため、できることを探しながら活動していく姿勢が必要である。