要請番号(JL13918A11)
募集終了
2代目
・2018/3 ・2018/4 ・2019/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育スポーツ文化省
2)配属機関名(日本語)
イトゥ・オ・タネ中高等学校
3)任地( サヴァイ島 アバオ ) JICA事務所の所在地( アピア )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 3.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
全国に24校ある公立の中高等学校のひとつ。サモアの学制は8・5制となっており、本校は2012年より5年制となった。生徒数300名。教師数18名(内、理科2名、数学2名)。サモアの公立学校は1月開始、12月終了で、4学期制。教育省では独自の行政区を設けており基本的にひとつの行政区に中高等学校は1校となっている。当校には過去に数代の青年協力隊(理数科教師)が活動しており、米国ピースコー受入実績もある。
【要請概要】
1)要請理由・背景
JICAは2006年より教育省主導で実施されている「理数科教育改善プロジェクト:SMIPBE」に教育省とパイロット校数校にボランティアを派遣して支援を行ってきた。このSMIPBEの対象が全公立校へ拡大されることに伴いJICAも支援を拡大する方針での要請である。当校には理科教師が2名(1名は理科専任でない)しかおらず教師不足のためカリキュラムに沿って授業を実施することが困難になっている。さらに近隣の学校と合併したことにより生徒が増加し、合併した学校に理数科の教師が不在であったことから状況は更に深刻となった。12-13年生の理科は選択科目になるが教師は生物しか指導できず、化学を指導できる教師がいないことから生徒への直接指導が必要となっている。生徒の学力向上と理科教師の能力改善及びSMIPBEへの協力のために本要請となった。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1.中高等学校で11-13年生(日本の高校レベル)の化学と生物の授業を行う。
2.SMIPBE(理数科教育改善プロジェクト)の活動を他協力隊員と協働する。
3.SMIPBEで教科知識強化のための授業やワークショップを実施する。
4.同僚理科教師の授業について改善点を助言する。
本校の理科教師もSMIPBEのワークショップに参加している(数学教師はSMIPBEのリソースパーソンとなっている)。
*担当科目は化学、生物であるが、赴任後、校長と相談して決定することになる。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
職員室(個人用デスクはない)、プリンター、プロジェクター、実験道具、薬品(実験道具、薬品とも実験が完全にできるほど揃っていない)
4)配属先同僚及び活動対象者
校長(男性、40歳代)
同僚教師18名(うち、理科教師2名がカウンターパート)
生徒数約250名(日本の中学2年生から高校3年生に相当)
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
サモア語
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:(中学校又は高等学校教諭(理科))
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:教育省による指定
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:同僚教師の教授法助言のため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯海洋性気候) 気温:(25~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)