要請番号(JL13919B02)
募集終了
・2020/1 ・2020/2 ・2020/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
天然資源環境省
2)配属機関名(日本語)
サモア国営信託農場法人(STEC)
3)任地( ウポル島バイテレ ) JICA事務所の所在地( アピア )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 0.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
サモア国営信託農場法人(STEC)は、サモアの人々が農業、産業、土地利用などの管理や開発が円滑に運用できるよう、新しい技術の開発や導入、市場調査などをとおし、幅広い事業および支援を行っている。現在、農業の分野においては、コーヒー、バニラ、ココナツなどの栽培をしており、また、産業分野においては小規模発電などにも着手している。年間予算は約5,000万円。
【要請概要】
1)要請理由・背景
バニラに関しては、STECが所有するの農園で2,000株以上が栽培され、適時収穫できるようになった。しかし、収穫後の処理技術がないため、外部者に加工前の生果実を安く買い叩かれてしまい、産業として発展していく機会が損なわれている。そこで、収穫後の適切な乾燥処理や発酵処理について、現地技術者と協働してサモアにおける適正技術を確立していくことができる人材が求められ、本要請となった。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1.収穫後のバニラの適切な乾燥処理について様々な試験や実験を通じて適正技術を確立していく。
2.収穫後のバニラの適切な発酵処理について様々な試験や実験を通じて適正技術を確立していく。
3.バニラ輸出にかかる品質基準調査や市場調査を行う。
4.上記を促進するための様々な施策について助言をする。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
机、コンピューター、プリンター、コピー機
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:男性1名(40歳代)
活動対象者:農園技術者3名、農園労働者10名
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:( ) 備考:
[参考情報]:
・実務経験1年もしくは食品加工の知識と経験
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(25~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
バニラの加工経験がなくても、農産物加工や食品加工もしくはそれに準ずる知識と経験を持ち、現地の技術者と一緒に試行錯誤しながら試験や実験を立案し、実行していける人物が期待されている。