要請番号(JL13922B11)
募集終了
2代目
・2023/2 ・2023/3 ・2023/4 ・2024/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
財務省
2)配属機関名(日本語)
サモア国立腎臓センター
3)任地( ウポル島アピア ) JICA事務所の所在地( ウポル島アピア )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
2005年に設立された団体で、腎臓病患者に対し人工透析やクリニックを行っている。首都アピアの他に、サバイイ島にも2011年に新たにセンターが開設された。年間平均新規患者数は15名で、現在、透析治療に通う患者は約100名となっている。また、近年、予防部門に力を入れており、学校を巡回するAwarenessプログラムを開始した。年間予算は、約3,000万円で、3ヶ月に1度程度、ニュージーランドから腎臓病の専門医がセンターを訪れ、治療サポートにあたっている。
【要請概要】
1)要請理由・背景
同国では、非感染性疾患 (Non-Communicable Diseases:以下、NCDs)、生活習慣病が深刻な問題になっている。成人の50%は肥満という統計もあり、近年の透析導入の原因の大半は、糖尿病からの合併症である。
透析患者数の減少の為には、食生活の改善指導は重要であるが、配属先には、栄養士がおらず、食生活の改善指導が行えていない。
透析患者、糖尿病等患者に対して、栄養指導や食事療法は必要であり、栄養教育や啓発活動を行うため、本要請に至った。2019年まで前任者が活動をしていた。前任者は、患者に対する栄養指導に加え、同僚自身が患者に食事アドバイスを出来るようになるための資料作成に取り組んた。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先の同僚らと共に、以下の活動を行う。
1. 透析患者に対して、栄養管理に関する指導や診察を行う。その際、ローカル食材を基に継続可能な健康食を提案し、食生活の改善を支援する。
2. 患者に食事アドバイスをする為の栄養指導媒体(パンフレット等)の作成、改訂を行う。
3. 学校を巡回して、生徒、地域住民に対する栄養面からのNCDs予防啓発活動を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
パソコン、プロジェクター
4)配属先同僚及び活動対象者
General Manager (60歳代 男性)
CEO (30歳代 女性)
医師1名 (50歳代 男性)
看護師約20名 (20-50歳代 女性)
活動対象者:看護師、透析患者
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:B)
【資格条件等】
[免許]:(栄養士)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:同僚への技術指導が必要なため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(25~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
生活言語はサモア語になる。