要請番号(JL13923A19)
募集終了
・2023/4 ・2024/1 ・2024/2 ・2024/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
財務省
2)配属機関名(日本語)
サモア電力公社
3)任地( ウポル島バイテレ ) JICA事務所の所在地( ウポル島アピア )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 0.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は、サモア全土の電力供給を担う国営企業で、環境や持続性に配慮しつつ、電力の安定供給と質の向上に取り組んでいる。JICAは、アジア開発銀行との協調により、電力セクター拡張事業(2007-2018)を通じて、送電システムの整備、監視制御システム等、電力供給の安定化を支援してきた。
5MWのディーゼル発電機(三菱重工 KU30A)4基、SCADAシステム (Schneider Electric製) が稼働している。
従業員は約300名。同配属先には、2005年から2016年に渡り、電力隊員、電気・電子設備隊員が派遣されていた。
【要請概要】
1)要請理由・背景
ディーゼル発電容量は総発電容量の62%(FY2019-2020)を占めており、サモア国民への安定的な電力供給にはなくてはならないものと重要視されている。前任の電力隊員(2007-2009)は配属先スタッフと協働し、送配電ロスの調査を行い、設備別の送配電ロス内訳を明らかにし、送配電ロス削減に向けての取り組みを行っていた。しかし、配属先スタッフの退職等により、送配電ロス低減のための調査、分析の技術を持つ人材が不足していることから、送配電ロスの調査分析が出来る隊員要請に至った。また、前任の電気・電子設備隊員(2014-2016)は、ディーゼル発電機のオーバーホールの現場監督の支援を行っていた。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1. 送配電ロス低減のための調査、分析を行い、送配電ロスの削減に向けた対策を立案する。
2. 機材の適切な管理や安全管理を行う。
3. 可能な範囲で、ディーゼル発電機の保守、SCADAシステムの運用を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
電圧電流測定器一式、パソコン、プリンター、コピー機
4)配属先同僚及び活動対象者
マネージャー 50歳代 男性
技術者 4名 30-50歳代 男性
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:B)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(高等専門学校卒) 備考:技師への指導に必要
[経験]:(実務経験)10年以上 備考:技師への指導に必要
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(25~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
生活言語はサモア語になる。
参考資料 年度報告書 (FY2019-2020) https://www.epc.ws/wp-content/uploads/2022/03/EPCAnnualReportFY20192020.pdf