2023年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL16623B09)
募集終了

国名
パラオ
職種コード 職種
B351 測量
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2024/2 ・2024/3 ・2025/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

公共基盤・産業・商業省

2)配属機関名(日本語)

土地・測量局測量・製図課

3)任地( コロール州 ) JICA事務所の所在地( コロール )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先は、国土の測量と地図作成に係る責任機関。国内全ての公的な測地の測量・再測量の実施、公有地と私有地の識別に必要な境界の調査・再調査の実施、公有地および私有地の地籍調査、測量計算、地図と地籍図の編集、写真測量計算、都市と農村の計画地図の作成、図面・地図の複製や印刷等幅広い業務を担っている。年間予算約一億円。職員17名程度の規模で課内の測量士は3チームに分かれて業務にあたっている。公共基盤・産業・商業省には、これまで特に環境教育や道路等の分野を中心に協力隊派遣実績が多くあるが、本配属先への隊員派遣は本案件が初となる。

【要請概要】

1)要請理由・背景

パラオにおいては従来より土地所有権が曖昧で土地台帳が整備されていないことから係争が起きがちであり、各種開発事業等の妨げともなっている事情がある。この問題の解決のためには、正確な測量に基づく地図作成が極めて重要である。一方、パラオには高等教育機関が短期大学一校のみしか無く、大学で学ぶためには海外留学をする必要があるが、留学した人材の多くが国内に戻らないため、質の高い人材の確保が困難な背景がある。特に理系人材はその傾向が顕著であり、配属先においても実務経験が豊富な人材はいるものの、能力を向上させ業務の質を上げる機会を得られず、結果業務の質が低いままに留まっているのが実情。このため、外部人材による支援を得て、配属先の測量士の新たな知識の吸収や業務の運営管理の改善につなげるため、隊員の要請に至った。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1. 配属先における測量業務、地図作成業務の問題点を同僚との協働を通して明確にし、その改善に向けた助言を行う
2. 同僚の能力向上もしくは配属先業務の運営管理改善のための研修を企画・実施する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

トータルステーション(TOPCON社製 GM52 2台、South社製 R10 1台)、GNSS受信機(TOPCON社製 Hiper HR 1台) 、その他測量に必要な機器。

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:
主任測量士:2名 男性 40-50代 実務経験20年以上 大卒 フィリピン国籍
測量士:14名程度 いずれも男性 実務経験1-20年以上 高卒-短大卒
活動対象者
同僚の測量士16名程度

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

英語

7)選考指定言語

英語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(測量士補)
    (測量士)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(短大卒) 備考:同僚とのバランス

[経験]:(実務経験)5年以上 備考:同僚への助言に必要

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(25~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

住居は、配属先が手配する家庭でのホームステイとなる可能性があります。
現地語学訓練ではパラオ語を学習します(ただし活動は英語で実施します)。