要請番号(JL16624A01)
募集終了
・2024/3 ・2025/1 ・2025/2 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
国務省
2)配属機関名(日本語)
ニワール州政府
3)任地( ニワール州 ) JICA事務所の所在地( コロール )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 1.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は、バベルダオブ島北東部に位置する人口320名程度の小さな州の州政府。同州は、風光明媚な砂浜海岸とマングローブ林を多く有している。総務部、公共事業部等の部局や、環境保全、首都圏改良、タロ生産等の各種プログラム、首長評議会から成り、地域住民の生計向上、生活改善、健康・福祉の増進、環境保全、観光振興等に係る様々な事業を実施している。年間予算は7千2百万円程度で職員数45名の規模。これまでJICA海外協力隊の受入実績は無いが、2003年から2010年にかけて同州の小学校(現在は隣州の小学校に併合)に延べ3名の小学校教育隊員の派遣実績がある。
【要請概要】
1)要請理由・背景
ニワール州は、二つの自然保護区を有するなど豊かな自然環境に恵まれており、その自然資源の保護と有効活用は州政府の重要な課題である。同州は豊富なマングローブ林の保全と有効活用を目指し、現在実施中のJICA技術協力プロジェクト「気候変動への強靭性強化のための統合的沿岸生態系管理能力向上プロジェクト」との協力のもと、地域住民の生計向上のためのマングローブエコツアーの開発を手がけており、州政府では今後の当該事業の持続的発展と住民への裨益を目指している。一方、小さな自治体であるため配属先は事業の運営管理を担う人材確保には困難を抱えており、当該エコツアー事業に限らず、地域住民を巻き込んで地域に活力をもたらすことのできる外部人材による支援を求め、隊員が要請された。なお同州は地域女性により構成されるNGO4団体、地域男性により構成されるNGO1団体を有している。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1.マングローブ林の保全を中心とした自然資源の保護事業に協力する。
2.マングローブエコツアーの推進とその運営管理を支援するとともに、日本人を中心とした外国人観光客の同ツアーへの参加促進に協力する。
3.同僚及び地域住民と協議し、住民の生活改善や生計向上事業の改善に向けた支援を行う。また、新規事業の企画・立案・実施を支援する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
プリンター、コピー機等州政府内の事務機器。州政府建物の中ではwifi利用可。
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚: 州知事(男性 60代)、環境保全担当職員(女性 40代)、その他州政府職員40名程度
活動対象者: 配属先同僚、地域NGOの構成メンバーを中心とした地域住民
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
英語
7)選考指定言語
英語(レベル:B)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:同僚とのバランス
[経験]:( ) 備考:
[汎用経験]:
・地域社会を対象とする活動の経験
・自然保護やエコガイドに関連する活動経験
[参考情報]:
・観光業に係る経験があることが望ましい
・環境保全に係る経験があることが望ましい
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(25~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
住居は、配属先が手配する家庭でのホームステイとなります。村落部への派遣で小さなコミュニティの中での生活となるため、地域の人々との濃密なコミュニケーションを取りながらの活動となります。現地語学訓練ではパラオ語を学習します(ただし活動は英語で実施します)。