要請番号(JL16624A02)
募集終了
・2024/3 ・2025/1 ・2025/2 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
国務省
2)配属機関名(日本語)
ガラスマオ州政府
3)任地( ガラスマオ州 ) JICA事務所の所在地( コロール )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 1.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は、バベルダオブ島北西部に位置する人口240名程度の小さな州の州政府。州内には観光名所となっているガラスマオの滝を有している。財務部、観光部、公共事業部、公衆衛生部、公有地局等の部局の他、各種プログラム、首長評議会から成り、地域住民の生計向上、生活改善、健康・福祉の増進等に係る様々な事業を実施している。年間予算は7千3百万円程度で職員数43名の規模。これまでJICA海外協力隊の受入実績は無いが、2021年同州唯一の小学校に小学校教育隊員が初めて着任し、現在は2代目の隊員が活動中であることもあり、地域住民の協力隊事業への認知度は高い。
【要請概要】
1)要請理由・背景
配属先は、地域住民の食生活の改善と健康増進のためテーブルガーデンを利用した野菜栽培の普及事業に取組んでいるが、事業の運営管理・調整ができる人材の不足から十分な普及が出来ていない。また、配属先は、人口240名程度の小さなコミュニティであるガラスマオ州を今後も維持、発展させていくためには、地域の若者を巻き込んだ地域活性化事業や、高齢者の持つ伝統的な技術や知恵を若者世代に受け継いでいくための事業の実施が必要と考えているものの、その企画や実施を担える人材が不足しているのが実情。このため、外部人材の力を借りて、それらの事業の運営管理及び、地域住民を巻き込んだ新たな事業の発案と実行につなげたい意向があり、隊員が要請された。なお、ガラスマオ州には、高齢男性、高齢女性、若年男性、若年女性のそれぞれの地域NGOがあり、様々な活動を実施している。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1.野菜栽培や健康増進等に係るリソースパーソンとのネットワークの形成を通してテーブルガーデンの利用を中心とした野菜栽培の地域住民への普及に協力し、地域住民の健康増進を支援する。
2.地域の若者のニーズを調査し、若者を巻き込んだ地域活性化のための事業を企画・運営する。
3.地域の高齢者が持つ伝統的な技術や知恵を若者世代に受け継ぐための事業の企画・運営を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
プリンター、コピー機等州政府内の事務機器。州政府建物の中ではwifi利用可。
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
州知事(男性 60代)、ユースコーディネーター(男性 40代)、農業担当職員(男性 50代)、知事秘書(男性 50代)
活動対象者:上記同僚、地域NGOの構成メンバーを中心とした地域住民
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
英語
7)選考指定言語
英語(レベル:B)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:(男性) 備考:配属先の意向
[学歴]:(大卒) 備考:同僚とのバランス
[経験]:( ) 備考:
[汎用経験]:
・地域社会を対象とする活動の経験
・グループ活動や組織運営の経験
[参考情報]:
・農業に係る経験があることが望ましい
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(25~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
住居は、配属先が手配する家庭でのホームステイとなります。村落部への派遣で小さなコミュニティの中での生活となるため、地域の人々との濃密なコミュニケーションを取りながらの活動となります。現地語学訓練ではパラオ語を学習します(ただし活動は英語で実施します)。