要請番号(JL16624A10)
募集終了
・2024/3 ・2025/1 ・2025/2 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
大統領府
2)配属機関名(日本語)
パラオ・コミュニティ・アクション・エージェンシー(PCAA)
3)任地( コロール州 ) JICA事務所の所在地( コロール )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は、国連信託統治によるパラオの米国統治時代の1967年に設立された、パラオで最も長い歴史を持つ非営利団体であり、パラオ政府予算および連邦政府資金による支援を受け、低所得者層を対象としたプログラムを実施している。主なプログラムは、①幼児教育プログラム(幼児教育の確立と一貫した実施を通じて、パラオにおける幼児教育へのアクセスと機会の改善)、②保育プログラム(適切な保育施設と保育プログラムの設計と確立)、③職業訓練・雇用プログラム(職業訓練、キャリア形成、生計維持の機会の強化)、④食料生産・雇用プログラム(コミュニティ・レベルでの食料安全保障と農業生産性の強化)である。年間予算は、5500万円程度。
【要請概要】
1)要請理由・背景
同配属先の保育プログラムでは、コロール内の2施設において、低所得者層の乳幼児(1-5歳)約75名受入れ保育サービスを提供している。保育機関として人格形成、ライフスキルの獲得、社会性の育成を目指した保育を行っている。しかし、保育サービスの需要は高く、常時50-60名の乳幼児が待機している現状があり、現在、日本政府の草の根無償資金協力事業の支援により、保育施設をコロール州隣州のアイライ州に建設中で、2024年4月頃に開園を予定している。保育施設の増加に伴い、保育士の新規雇用が必要となること、加えて、配属先別プログラムである雇用機会の提供を支援する観点から専門知識を有しない地域住民がスタッフとして関わることもあり一定水準の保育サービス提供のために現職保育士の能力強化が必要であることから本要請がなされた。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先が管轄する保育施設において、以下の活動を行う。
1.現場において、保育の知識・技術に関する研修や現場に即した実践的なトレーニングを実施する。
2.現職保育士が研修講師となれるよう、講師としての知識と技術に関する研修を行う。(トレイン・ザ・トレーナー研修を行う。)
3.教員、子供、保護者間の適切な交流が生まれるよう、保護者に対しセミナーを行うなど保育への理解向上を図る。
4.同僚保育士と共に、乳幼児の保育を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
保育施設内にある物品、机、椅子などその他必要な事務用品
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:プログラム・コーディネーター1名(女性、40代)、管理者1名(女性、50代)、保育士7名(全員女性、20代から50代、短大卒1名、高卒6名)
活動対象者:現職教員7名、保育施設に通う子供とその保護者
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
英語
7)選考指定言語
英語(レベル:B)
【資格条件等】
[免許]:(保育士)
(幼稚園教諭)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:保育士の指導的立場となるため
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:現場に即した助言が求められるため
(指導経験)2年以上 備考:保育士の育成を行うため
[参考情報]:
・主任もしくは副主任の経験が望まれる
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(25~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
住居は、配属先が手配するホームステイとなる可能性があります。
現地語学訓練では、パラオ語を学習します。(ただし活動は英語で実施します。)