要請番号(JL16624A11)
募集終了
2代目
・2024/3 ・2025/1 ・2025/2 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
保健省
2)配属機関名(日本語)
ベラウ国立病院口腔衛生科
3)任地( コロール州 ) JICA事務所の所在地( コロール )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先はパラオ唯一の国立総合病院の口腔衛生科。歯科クリニックを中心に、歯科技工部、コミュニティサービス部、総務部を有する国の口腔衛生の責任機関である。年間予算は1億3千万円程度、職員数17名程度。国民への歯科医療サービス全般を担うほか、口腔衛生に係る国民への啓発活動等を実施している。なお、パラオには、歯科医院は配属先以外には2箇所あるのみであり、パラオのほぼ全ての歯科医療および歯科技工サービスを配属先が担っている。ベラウ国立病院には、各種医療職種や病院経営分野も含めこれまで20名以上の協力隊員が活動してきた実績があり、配属先の口腔衛生科も2016年に歯科衛生士隊員、2018年に歯科技工士隊員を受入れるなど、協力隊事業への理解が深い。
【要請概要】
1)要請理由・背景
配属先では、現在1名のベテランの歯科技工士が業務に当たっており、実務経験は豊富に持っているものの、元来パラオには歯科技工を学べる教育機関もなく、また資格制度も無いため、その技術水準は高くない。一方、同技工士の年齢は50代であるため、配属先としては、新たに若手人材を確保し技工士として育成することを喫緊の課題としており、現在人材の確保を図っている状況。このような背景から、現状の配属先における歯科技工技術の向上支援及び新規に採用された人材の歯科技工士としての育成支援の両面を担うことのできる人材による協力が強く求められており、隊員が要請された。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1.同僚とともに義歯、クラウン、ブリッジ等の製作を行いながら同僚の技術力の向上を支援する。
2.歯科技工部及び口腔衛生科全体の運営管理を改善するための助言を行う。
3.新規に採用予定の人材を歯科技工士として育成するための技術的研修を企画・実施する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
技工用モーター、煮沸器、鋳造機、ガスバーナー、デンチャーキュアリングユニット、バキュームアダプターI型、プレス、トリミング等
4)配属先同僚及び活動対象者
・配属先同僚
科長(女性 50代)、
歯科技工士1名 男性 50代 経験20-30年程度
今後技工士候補者を新規に採用予定
その他歯科医4名、歯科衛生士7名、アシスタント2名
・活動対象者
歯科技工士を中心とした上記同僚
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
英語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(歯科技工士)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:同僚に対する指導が必要
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(25~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
住居は、配属先が手配する家庭でのホームステイとなる可能性があります。
現地語学訓練ではパラオ語を学習します(ただし活動は英語で実施します)。