要請番号(JL16624B01)
募集終了
・2025/1 ・2025/2 ・2025/3 ・2026/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
国務省
2)配属機関名(日本語)
ペリリュー州政府廃棄物管理課
3)任地( ペリリュー州 ) JICA事務所の所在地( コロール )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 船+車 で 約 2.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は、主要都市コロールから南西に45km程度に位置する離島であるペリリュー州の州政府。同州は面積13平方キロメートル、人口500人弱の小さな島であるが、パラオでは3番目に人口が多い州である。第二次大戦中激戦地となったことで知られており戦争遺跡を多く有しているが、住民の対日感情は極めて良い。全職員数約50名、年間予算約 1億5千万円の規模。このうち廃棄物管理課は、廃棄物管理計画の策定、法に基づいた適切かつ安全な廃棄物処理の実施、住民の環境意識の啓発等様々な業務を担う廃棄物管理の責任機関である。JICA海外協力隊による支援は、2014年から2017年にかけて2名の環境教育隊員の派遣実績がある他、同州の小学校にはこれまで6名の隊員派遣実績がある。
【要請概要】
1)要請理由・背景
ペリリュー州は、離島であるため廃棄物処分場も州独自に管理する必要がある、豊かな自然資源を有している、太平洋戦争激戦地であり戦争遺跡も多く残し慰霊団や観光客の訪問も多い、等の条件下にあり、適切な廃棄物処理の重要性が特に高い州である。このため、2014年から環境教育隊員による支援を受け、ゴミの収集方法の改善、分別の推進、住民の意識啓発等の取組を積極的に進め、特に空き缶・ペットボトルのリサイクル事業やビーチクリーニング活動の推進など具体的な成果につながった経緯がある。しかしながら2017年に隊員の協力が終了後、その成果を十分に定着することが出来ておらず、配属先では、再度隊員による支援を得て持続可能な形で州内の環境問題の改善につなげることを目的に、要請が提出された。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1.地域住民及び児童・生徒に対し、3Rを中心に環境意識の向上を図るための授業や啓発活動等を企画・実施する。
2.廃棄物の現状調査を行い、ゴミ収集・処理方法の改善策を提案すると共に、改善策の実施に協力する。
3.州の廃棄物管理計画の策定に対し、出来る範囲での助言を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
プリンター、コピー機等州政府内の事務機器。州政府建物の中ではwifi利用可。
4)配属先同僚及び活動対象者
・配属先同僚:
州知事(男性 60代)
知事秘書(女性 50代)
廃棄物管理課職員3名(男性2名、女性1名)、高卒、経験1~10年程度
・活動対象者:
地域住民・児童・教員、配属先同僚
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
英語
7)選考指定言語
英語(レベル:B)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(高卒) 備考:同僚とのバランス
[経験]:( ) 備考:
[汎用経験]:
・環境関連活動の経験や知識
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(25~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
住居は、配属先が手配する家庭でのホームステイとなる予定です。村落部への派遣で小さなコミュニティの中での生活となるため、地域の人々との濃密なコミュニケーションを取りながらの活動となります。現地語学訓練ではパラオ語を学習します(ただし活動は英語で実施します)。