2024年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL16624B02)
募集終了

国名
パラオ
職種コード 職種
A101 コミュニティ開発
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2025/1 ・2025/2 ・2025/3 ・2026/1
配属先同僚と農民グループ代表 タロ畑の様子 ジャイアントタロの栽培 ジャイアントタロの栽培 ジャイアントタロの栽培

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

国務省

2)配属機関名(日本語)

ガラロン州政府

3)任地( ガラロン州 ) JICA事務所の所在地( コロール )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 1.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先は、バベルダオブ島の北端に位置する人口400人弱の州の州政府。州内には観光名所となっている古代遺跡ストーンモノリスを有している。総務部、観光部、公共事業部、公有地局等の部局の他、各種プログラム、首長評議会から成り、地域住民の生計向上、生活改善、健康・福祉の増進等に係る様々な事業を実施している。年間予算は3,200万円程度で職員数48名の規模。これまでJICA海外協力隊の受入実績は無いが、現在州内に拠点を置く環境系NGOにおいて生態調査隊員が活動中である他、州内の漁業協同組合に対し沖縄県の企業がJICA草の根技術協力事業を通した水産関連の協力を行っている実績もあり、JICAの協力に対する地域住民の認知度は高い。

【要請概要】

1)要請理由・背景

大洋州の小国であるパラオでは食料の多くを輸入に依存しており、特にコロナ以降、食料安全保障の重要性が国民の間に認識されるようになった。パラオでは伝統的にタロイモが主食とされてきたが、ガラロン州は特にタロ栽培が盛んな州であり、配属先では、食料安全保障の観点からもタロ生産をより強化する方針を打ち出している。昨年、国の農業局がタロ加工施設を設立したことにより、タロを販売して収益を得ることが容易になったことも相まって、その機運が高まっている。州内には、2013年に設立された農民組織(NGO)があり30戸程度の農家が参加している。これらの農家のタロを中心とした農産物の生産・販売の強化を通した生計向上に係る支援を得るため、隊員が要請された。この他にも、地域住民の抱える問題解決のためのニーズを調査し、新たな事業に結びつけるための協力も期待されている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1. 地域農民のタロイモを中心とした農産物の生産・販売を強化し、生計向上を支援する。国やその他機関の農業技術者、生産物の流通・販売関係者等の関係者と現地農民をつなげる等の手段により、地域を活性化するカタリストとしての役割が期待されている。
2. 地域が抱える各種課題について、その解決に向けた具体的な方策を同僚と共に検討し、事業化を支援する。具体的にどのような課題に取り組むかは、着任後配属先との協議により決定する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

プリンター、コピー機等州政府内の事務機器。州政府建物の中ではwifi利用可。

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚: 州知事(男性 60代)、職員(女性 40代)、その他州政府職員40名程度

活動対象者:地域NGOの構成メンバーを中心とした地域住民、配属先同僚

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

英語

7)選考指定言語

英語(レベル:B)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒) 備考:同僚とのバランス

[経験]:(    ) 備考:

[汎用経験]:

 ・グループ活動や組織運営の経験

 ・営業や販促、商品開発の経験

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(25~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

住居は、配属先が手配する家庭でのホームステイとなります。村落部への派遣で小さなコミュニティの中での生活となるため、地域の人々との濃密なコミュニケーションを取りながらの活動となります。現地語学訓練ではパラオ語を学習します(ただし活動は英語で実施します)。