要請番号(JL21218A10)
募集終了
・2018/3 ・2018/4 ・2019/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
外務省
2)配属機関名(日本語)
インスピレーションセンター
NGO
3)任地( べりーずしてぃ ) JICA事務所の所在地( ベリーズシティ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 0.2 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
インスピレーションセンターは、2014年3月にオープンしたベリーズ唯一のリハビリテーションセンターで、理事長は首相夫人が務めており、通所型で0歳から16歳までの障害児約200名が登録している。インスピレーションセンターには理学療法科、言語療法科、作業療法科などがあり、12名のスタッフで運営されている。理学療法科にはアメリカ人理学療法士が1名おり、リハビリを実施している。インスピレーションセンターは国内外からの寄付により運営されており、大学の休みの期間にはアメリカの大学からインターンの学生を受け入れている。他国のボランティア派遣は無し、年間予算は30万USドル。
【要請概要】
1)要請理由・背景
ベリーズ国内には障害児のリハビリを実施している施設が無いため、インスピレーションセンターが設立され、リハビリが必要な障害児にサービスを提供している。インスピレーションセンターでは1名の理学療法士が約50名の障害児のリハビリを実施しているが、リハビリを必要としている障害児が他に40名ほどおり、理学療法士が不足している。ベリーズでは医師など医療従事者の養成機関が無いために、技術者派遣を海外に頼るしか方法が無く、配属先では言語聴覚士と理学療法士が要請されている。案件はマンパワーの提供であるが、ベリーズ唯一のリハビリ施設で、社会的貢献度は非常に高い。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
ボランティアは配属先の理学療法士およびサポートスタッフと協力して、リハビリテーションを実施する。自閉症、水頭症、小頭症、発達障害など0歳から16歳までの障害児が対象である。
1.運動能力や柔軟性など個別の心身機能評価ができるようなシステムを作る。
2.各障害児ごとのリハビリ目標を設定し理学療法プログラムを立案し、障害児自身にも他のスタッフにもわかりやすいシステムを作る。
3.他のスタッフと協力して事例検討会などの院内学習を実施する。
4.地方を巡回して、配属先に来ることができない障害児の訓練や患者の家族に対するケアーの指導などを実施する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
Paraffin machine、TENS、超音波器、マット、ブランコ、トランポリン、ボールなどの運動用具。
4)配属先同僚及び活動対象者
障害児は0歳から16歳までの約100名。(主な疾患:脳性麻痺、自閉症、ダウン症)
配属先のスタッフは16名、うち医療スタッフは12名。
センター長は50代(女性)、アメリカ人理学療法士1名(女性50代)。
医療スタッフは2年から8年の経験がある。
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
英語
7)選考指定言語
英語(レベル:B)
【資格条件等】
[免許]:(理学療法士)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:スタッフ指導が含まれる為
任地での乗物利用の必要性
自転車
【地域概況】
[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(25~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)