要請番号(JL21222A08)
募集終了
4代目
・2022/4 ・2023/1 ・2023/2 ・2023/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育・文化・科学技術省
2)配属機関名(日本語)
グリシ・コミュニティ小学校
NGO
3)任地( スタンクリーク郡ダングリガ町 ) JICA事務所の所在地( ベリーズシティ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 3.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先はスタンクリーク郡の中心都市であるダングリガ町近郊にあり、コミュニティが運営する小学校である。同地域にはベリーズの少数民族であるガリフナ民族が居住しており、独自の文化を有している。ガリフナ文化はその独自性が認められ、2001年にユネスコ世界無形文化遺産の認定を受けている。配属先は2007年にガリフナ協会により、ガリフナ文化の継承と教育機会の提供のために設立された。配属先には幼稚部2学年と小学部6学年が各学年1クラスずつあり、生徒約210名、教師数10名である。過去に3代に亘り小学校教育のJICA海外協力隊を派遣してきた経緯がある。
【要請概要】
1)要請理由・背景
任地ダングリガには大きな産業が無く、低所得者が多く、生徒の学力も他の地域と比較すると低いのが現状である。ガリフナ協会は教育水準の向上が生活水準の向上に不可欠であるとの認識であり、JICA海外協力隊に対して授業の質や教員のスキル向上への支援が求められている。配属先の予算は乏しく、算数の教材や理科の実験に使用できる器具等もほとんど無いため、隊員には身の回りの物を活用した算数教材の作成や指導、理科実験の実施が求められる。2020年3月まで隊員が活動しており、児童の基礎計算能力の向上と教育環境の整備を目指し、算数の授業や、現地教員とのチームティーチングなどを実施してきた。配属先としては、今後とも継続な支援の必要性から後任隊員の要請となった。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1.算数の基礎計算能力向上のための児童支援や、現地教員への授業改善指導の実施。
2.理科、体育、図工など現地教員が不得意とする教科についての授業支援を行い、生徒の興味、関心を持たせるような活動の実施。
3.必要に応じて教員の指導力向上のためのワークショップの実施。
4.日本文化についての紹介活動の実施。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
黒板、教室
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚 : マネージャー (女性60代)、校長( 女性30代)
教員10( 女性9名、男性1名(年齢は20代から50代))
活動対象者 : 5歳から14歳を中心とした児童
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
英語
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:(小学校教諭)
[性別]:( ) 備考:安全対策上の問題
[学歴]:(大卒)教育学 備考:現地で教育免許を申請するため
[経験]:(教員経験)2年以上 備考:現地教員を指導するのに必要
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(25~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)