2018年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL21518A04)
募集終了

国名
コスタリカ
職種コード 職種
A231 統計
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2018/3 ・2018/4 ・2019/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

経済企画省

2)配属機関名(日本語)

コスタリカ女性庁(女性問題研究所)

3)任地( サンホセ県サンホセ市 ) JICA事務所の所在地( サンホセ県サンホセ市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.1 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

コスタリカ女性庁は、1955年に設立された女性問題について取り扱う国内唯一の機関である。出版・資料部門と、調査・研究部門の2つで構成され、女性の社会格差や人権問題、貧困の削減を目的として、主にジェンダーの観点から調査・研究、出版活動を行っている。年間予算は3158万米 ドル。同機関では、2008年より4年毎に、コスタリカの女性をとりまく環境(経済・就労・教育・健康・社会参画・暴力等)についてまとめた、女性白書を発行しており、2019年には第3刊が発行される予定である。これは政策や法律の策定根拠としても活用されている。同機関へのJICAボランティアの派遣経験はなく、今回が初めての派遣となる。

【要請概要】

1)要請理由・背景

配属先である調査・研究部門では、同機関が4年毎に発行する女性白書の編集にあたり、様々な調査活動、アンケート結果の取りまとめ、指標の評価・改定等を行っているが、統計について専門的な知識を持つ職員がおらず、正しい調査結果を導くための効果的な指標の運用、また結果について効率的な分析ができていない。これまで、大学のインターンシップやコンサルタント契約等で、人材の育成に努めてきたが、専門性や時間に限りがあり、未だに統計に関する知識、技術が圧倒的に不足している。職員への統計に関する知識、技術の定着を図るため、ボランティアが要請された。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

女性庁が4年毎に発行する女性白書の調査・分析・編集に協力し、以下の活動を行う。
1. 日常業務として、女性白書に関するデータ分析、調査基準の設定、アンケート等の結果に基づいたデータの分析、編集作業を行う。
2. 女性白書の新刊発行にかかり、1、2年目に行う調査指標の分析、評価、見直しを行う。
3 女性白書の新刊発行にかかり、3年目に行うアンケートの実施、4年目に調査結果のとりまとめを行う。
4.不定期に実施されるジェンダーに関する調査等(雇用、経済に関する)への協力を行う。
5. 調査・研究部門の職員への統計手法についての研修を行い、知識の定着を図る。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

SPSS(ソフトウェア)、Excel(統計アプリ)、執務室、机、PC

4)配属先同僚及び活動対象者

カウンターパート 調査・研究部門長 20歳代 女性
部門同僚 女性 4名 (心理学者3名 社会学者1名)

5)活動使用言語

スペイン語

6)生活使用言語

スペイン語

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)3年以上 備考:業務を遂行するため必須

[参考情報]:

 ・学歴(大卒) (人文・社会科学)

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(温暖湿潤気候) 気温:(10~30℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

ジェンダー学、経済学に関する知識があればより望ましい。