要請番号(JL21521A02)
募集終了
2代目
・2022/1 ・2022/2 ・2022/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
経済企画省
2)配属機関名(日本語)
オロティナ市役所
3)任地( アラフエラ県オロティナ市 ) JICA事務所の所在地( サンホセ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 2.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
オロティナ市はコスタリカ中部に位置する人口約19,000人の都市である。フルーツの町として知られ、マンゴ、アボカド、メロン、オレンジなどの栽培が盛んである。また首都国際空港の移転先の候補地となっており、今後の発展が期待されている。
オロティナ市役所は地方道路の修繕、市営市場の運営、ゴミ回収、公園・墓地の整備などの公共サービスを実施しており、年間予算は854万米ドル。
【要請概要】
1)要請理由・背景
コスタリカにおいて2010年に廃棄物処理法(法8829)が制定され、廃棄物の回収、リサイクルの促進が各自治体に義務付けられた。またその数値目標が定められ、現在各自治体がその実現に取り組んでいる。また2030年代にオロティナへの国際空港移転が計画されていることから、人の往来増加に対応しうる体制の強化が求められている。
固形廃棄物処理の適正化について、コスタリカ国内の複数の自治体でJICA海外協力隊が活動成果をあげていることを知り、隊員の要請に至った。2019年12月に前任隊員が着任したが、コロナ禍のため、本格的に活動をしようという時に一時帰国となった。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
現在期待される活動は以下の通り。
1.オロティナ市における廃棄物処理の現状を調査し、市役所、地域住民と共有する。
2.調査結果をもとに廃棄物処理の適正化の提案を行う。(小規模なコンポストセンターと種苗施設の運営を含む)
3.廃棄物処理の適正化を進めるために市役所職員、住民、学校などでの環境教育の実施。(前任の隊員のパイロットプランあり)
4.効果的な環境教育のための各種キャンペーンの実施。
5.市内の河川の清掃と保護のための活動
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
市役所内執務室。
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
カウンターパート:環境課職員 男性 50代
小さな市役所のため市長も適宜対応
活動対象者:
オロティナ市中心部住民 9000人
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(高等専門学校卒)環境科学 備考:カウンターパートとのバランス
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:即戦力が期待されている
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖湿潤気候) 気温:(10~30℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
・コンポストについては、技術保管研修があり、コスタリカの他の隊員の事例からも参考情報が得られるため、事前経験は不要。
・住居は原則ホームステイとする。