要請番号(JL21524A06)
募集終了
・2024/3 ・2025/1 ・2025/2 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
経済企画省
2)配属機関名(日本語)
トゥルバーレス市役所
3)任地( サンホセ県トゥルバーレス市 ) JICA事務所の所在地( モンテスデオカ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 3.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
トゥルバーレス市は首都の南西約70キロに位置し、人口約7000人の国内で最も人口の少ない市である。市の南部にはカララ国立公園が存在する自然豊かな土地であり、平均寿命が85.5歳で国内最長であることでも知られている。市役所は公共サービス一般を担っており、年間事業予算は約236万米ドル、職員数は45名。市役所環境課は廃棄物処理だけでなく、公園や墓地の管理等も担っている。トゥルバーレス市役所ウェブサイト
【要請概要】
1)要請理由・背景
コスタリカにおいて2010年に廃棄物処理法(法8829)が制定され、廃棄物の回収とリサイクル促進が各市役所に義務付けられるとともに、リサイクル率15%という目標も設定された。同年、トゥルバーレス市役所ではゴミ収集を開始し、現在は市内ほぼ全域にサービスが行き届いている。しかし、比較的最近まで各家庭で燃やす、埋める等して廃棄物を処理してきたため、資源ゴミを分別する習慣が定着していない。近年、市役所環境課はリサイクルゴミの分別回収に注力しており、回収しているゴミ全体に占めるリサイクル資源ゴミの割合は上昇しつつあるが、2%に満たない。市役所では9歳~11歳の小学生高学年を対象とした環境教育を実施することで、未来を担う世代から意識を変えていく方針であり、環境教育隊員の要請に至った。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
同僚と共に以下の活動を行う。
1.子ども向けに、分別回収された資源ゴミがどのような過程を経てリサイクルされるかを紹介する環境フェアを企画・実施する。
2.市内の小学校を巡回し、主に資源ゴミの分別とリサイクルの促進に焦点を当てた環境教育授業を実施する。
3.地域住民(町内会や上下水道自治委員会メンバー)を対象とした環境教育も計画・実施する。
4.市のイベント等において、市民らに日本の文化や日本語を紹介する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
執務机、パソコン、事務用品等。市役所のゴミ収集所にはガラス粉砕機やプラスチックボトル圧縮機があり、環境教育の一環として紹介できる。
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
・環境課職員(37歳男性、学士、在勤12年)
活動対象者:
・市内の小学生(9歳~11歳、約200名)
・町内会等に所属する市民(約300名)
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
英語(レベル:C)又はスペイン語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(高等専門学校卒) 備考:関連分野の知識が必要なため
[経験]:( ) 備考:
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(22~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
・任地にはアパートが殆どないため、住居はホームステイとなる。