要請番号(JL21524A09)
募集終了
3代目
・2024/3 ・2025/1 ・2025/2 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育省
2)配属機関名(日本語)
グアピレス特別支援学校
3)任地( リモン県グアシモ市 ) JICA事務所の所在地( モンテスデオカ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 2.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
2009年3月に開校したリモン県唯一の公立特別支援学校であり、0-21歳までの乳幼児・児童・生徒約160名を受け入れている。一日あたりの平均生徒数は約60人。職員数は約40名だが専属教員は8名のみ。学年は年齢毎に7区分に分かれ、知的障害・発達障害・身体障害・脳性麻痺・その他の先天性の障害のある生徒が多い。コロナ禍ではオンライン授業を実施してきたが、対面式授業も再開している。2019年8月から隊員が活動していたが、2020年3月にコロナ禍で帰国している。今回で3代目となる。
【要請概要】
1)要請理由・背景
同地域は貧しい家庭が多く、学校でも車いすや姿勢補助具が圧倒的に足りていないため、配属先では、授業中や食事の時間などの姿勢保持が難しく、効率的な活動ができず困っている。教員は軽度の学習障害児に関する知識しかなく、十分な支援が行われているとはいえない。また、遠くから保護者による送迎で通学する生徒は、週に2、3回程度しか登校できない。これまでの隊員は、リサイクル廃材を利用した姿勢補助具・自助具の作製、教室環境の整備、教室を巡回しての授業支援、家庭訪問等を行った。これらの活動を引継ぎ、更に保護者への療育指導や、卒業後の自立・就業支援についても活動していくことが求められている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
同僚の理学療法士や職員と協力して以下の活動をする。
1.リサイクル廃材を利用した姿勢補助具・自助具を作製し、その使用法・作り方を指導する。
2.生徒の日常生活活動の能力を評価し、その向上のために支援を行う。
3.授業運営や生徒たちへの効果的なアプローチについて、担当教員へ提案し支援する。
4.理学療法士と共に、13-21歳の生徒を対象として就労を視野に入れた作業トレーニングを実施する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
作業室、作業机、ミシン、パソコン、プリンター
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
業務を一緒に行う同僚: 理学療法士 30代女性(経験8年)
言語聴覚士 4名、学校教員 40名
活動対象者:0-21歳の乳幼児・児童・生徒(主な疾患:知的障害、自閉症、脳性まひ)
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)又はスペイン語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(作業療法士)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:実践的な支援のため
[汎用経験]:
・障害者を対象とした活動経験
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(20~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
住居は原則ホームスティとする。