2024年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL21524A11)
募集終了

国名
コスタリカ
職種コード 職種
G102 環境教育
年齢制限
活動形態
個別
区分
交替
3代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2024/3 ・2025/1 ・2025/2

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

経済企画庁

2)配属機関名(日本語)

パルマーレス市役所

3)任地( アラフエラ県パルマーレス市 ) JICA事務所の所在地( モンテスデオカ市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 2.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

パルマーレス市は首都から北西に約50㎞の位置にある人口約41,800人の小規模都市。コーヒー、タバコ、野菜、果物の生産、観葉植物の栽培、家具製作の木工などの産業がある。パルマーレス市役所環境課は職員2名体制で公園や墓地の管理、ゴミ処理等の業務を担当している。市の資源分別センターでは、トラックにて各家庭を回って資源ごみを収集し、同センターで分別して各リサイクル業者に売却している。コンポストセンターは、2020年初頭まで市場の有機ゴミを回収してコンポスト化していたが、現在は人員不足等により稼働していない。現在は、コンポスセンターの稼働に向けて準備を行っている。

【要請概要】

1)要請理由・背景

コスタリカにおいて2010年に廃棄物処理法(法8829)が制定され、廃棄物の回収とリサイクルの促進が各自治体に義務付けられた。リサイクル率15%という目標が定められ、各自治体がその実現に向けて取り組んでいる。パルマーレス市では過去2代の隊員が環境に関する啓発活動に加え、リサイクル資源分別センターにおける効率的な作業フローの考案、コンポストセンター建設及びその運営に関わり、ゴミ減量やリサイクルの促進に貢献してきた。現在、市内のゴミの約50%を占める有機物を更に減量し、埋め立て処分となるゴミを減らすことが急務であり、家庭や商業施設等におけるコンポストの利用を一層推進するために本要請に至った。

2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)

配属先の同僚らと共に、以下の活動を行う。
1. 家庭や各種団体におけるコンポストを利用した有機ゴミ減量のための啓発活動を行う。
2. 市の種苗センターにおける緑化事業用の種苗育成を支援する。
3. ゴミの分別、リサイクル、生態系の保護等のテーマで市内の小中高校において環境教育授業を実施する。
4. 市民を対象としたゴミ減量やリサイクル促進に関するキャンペーンを実施する。






3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

市役所内の執務室(環境課職員と同室)、机、パソコン

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:環境課職員(40代女性、在職13年、生物学学士)
資源分別センター及びコンポストセンターで活動する女性グループ約40名

活動対象者:市内の小中学校及び高校の生徒
パルマーレス市民

5)活動使用言語

スペイン語

6)生活使用言語

スペイン語

7)選考指定言語

英語(レベル:C)又はスペイン語(レベル:C)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒) 備考:配属先からの要請

[経験]:(実務経験)2年以上 備考:即戦力が期待されている

[汎用経験]:

 ・ゴミ・コンポスト等の啓発活動経験

 ・環境関連活動の経験や知識

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(温暖湿潤気候) 気温:(15~26℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

・住居は原則ホームステイとする。