【配属機関概要】

3）任地（ エレディア県サントドミンゴ市 ） JICA事務所の所在地（ モンテスデオカ市 ）

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間（ ﾊﾞｽ で 約 1.0 時間 ）

4）配属機関の規模・事業内容

サントゴミンゴ市は首都近郊にある人口約5万人の都市。同市では、青少年から大人までの運動不足による生活習慣病や薬物依存など、様々な問題に直面しており、配属先であるサントドミンゴ卓球協会は、卓球を通して礼儀やマナー、友情や人を尊敬する心を育て、健全な心身の育成を目指して活動を行っている。同配属先は、2012年より卓球に興味を持つ子どもたちを集めて練習を始め、学校などで選手の募集を行い2015年には30名程度の選手が集まった。2021年にサントドミンゴ卓球協会として国に登録を行い、現在は、6歳から75歳まで約60名ほどが、日々の練習や大会に参加している。現在、卓球隊員が活動中(2025年1月まで)

【要請概要】

1）要請理由・背景

選手は未成年の部5カテゴリー(9歳未満、9-10歳、11-12歳、13-14歳、15-18歳)に約30名、19歳以上の成年の部に約30名が所属している。メインコーチが1名、その他3名のコーチがおり、日替わりで指導を担当している。現在は月-木曜日までの15-19時まで未成年の部(6-19歳)の練習を行い、月曜日と水曜日の2日間の19-21時まで成人(19歳以上)に向けて卓球の指導を行っている。配属先は本要請を通して選手の強化のための体制を整え、最適な環境で練習・試合が実践できるように計画している。前任者は技術指導のほか、マナーや道具のメンテナンスに関する基礎的な指導も行っている段階で、選手強化にはさらに継続的な支援が必要であるとして本要請に至った。

2）予定されている活動内容（最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します）

同僚のコーチと一緒に以下の業務を行う。
1.選手のスキルアップを目指して、練習や試合での卓球の指導方法の改善を行う。
2.卓球の知識向上のための講義を行う。
3.週末に行われる試合に帯同し、選手の指導をする。

3）隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

卓球場(協会に卓球台5台を設置して使用)、ネット、ボール、ラケット(各選手が所有)

4）配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:
・卓球協会会長兼コーチ(50代男性)
・メインコーチ1名(30代男性、指導歴約10年)
・コーチ3名(いずれも20代男性)
活動対象者:
・卓球協会に所属する選手約60名、卓球に興味を持つ市民(6歳から75歳)

【資格条件等】

【地域概況】

【特記事項】

・住居は原則ホームステイとする。