要請番号(JL21524B08)
募集終了
・2025/1 ・2025/3 ・2026/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育省
2)配属機関名(日本語)
セシリオ・ピエドラ小学校
3)任地( サンホセ県デサンパラードス市 ) JICA事務所の所在地( モンテスデオカ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 1.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は、1930年にセシリオ・ピエドラ・グティエレス氏の寄付により学校建設に必要な資材を提供し設立された。そのため、地域住民は同氏への感謝の意を込めて同人の名前を学校名とした。その後、児童数の増加に伴い、1956年に別の場所に学校を建設し、教育機関として設立された。同機関では、当初よりインクルーシブ教育を開始しており、それぞれ異なる障害(聴覚障害、運動障害、自閉症等)のある児童が通常の時間割で通学している。学校には約230人の生徒、18人の教師、15教室がある。施設には食堂、集会場、図書室等が完備されている。これまでに隊員の派遣実績はない。(2024年7月現在)
【要請概要】
1)要請理由・背景
現在、同配属先では、言語聴覚士、心理士等の専門性を有した職員が常駐し、インクルーシブ教育を実施している。他方、異なる障害のある児童に対して自立性、自主性を促す教育を支援するまでには至っていない現状がある。また、学校現場だけでなく、家庭内での家族のサポートを含め総合的に各児童への教育支援について専門性を有した人材からの指導、アドバイスが必要となり本要請に至った。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
各同僚教員と共に以下の活動を行う予定。
1.児童の障害に関する診断の支援を行う。
2.上記診断をもとに自立性、自主性を促すための技術的支援についてアドバイスを行う。
3.各児童の保護者に対して、家庭内でできる自立支援について指導、助言を行う。(例:入浴、食事、着替え、排泄等)
4.各教員に対して障害児教育やインクルーシブ教育について日本の事例等を紹介する。
5.障害児指導に関する年間指導計画やその評価について事例紹介等を通じた支援を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
施設内には15教室がある他、食堂、集会場、図書室完備。執務室内の事務機器等
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
カウンターパート:学校長 女性、経験年数:25年
同僚教師:15名
言語療法士、心理士等含む
活動対象者:
児童総数:230名
障害を有する児童数:96名(2024年7月現在)
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
言語問わず(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(特別支援学校教諭)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒)教育学 備考:配属先の希望
[経験]:(教員経験)3年以上 備考:同僚への助言のため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖湿潤気候) 気温:(15~30℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
・住居は原則ホームステイとする。