要請番号(JL22418A02)
募集終了
・2018/3 ・2018/4 ・2019/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
経済企画開発省
2)配属機関名(日本語)
オサマ農牧協同組合
3)任地( モンテプラタ県ラ・ルイサ村 ) JICA事務所の所在地( サントドミンゴ特別区 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 2.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
1969年に設立されたオサマ農牧協同組合は、ラ・ルイサ村の農業従事者とコミュニティの住民を対象に、各種協同組合活動を促進してきた。業務内容は金融業務や各種サービスの提供により、組合員の生活改善を実施することである。1994年にIAD(ドミニカ農地庁)の支援により稲の乾燥機、脱穀機、精米機等を設置し、地域のコメ農家の生産から流通に至るまで支援を行っている。現在の組合員数は75世帯、組合員全体のコメの年間収穫量は、約11,400トン。地元消費用作物としてコメの他にキャッサバ、プラタノ(調理用バナナ)、カカオ、熱帯果物などを栽培している。
【要請概要】
1)要請理由・背景
同地域では現地消費用のインディカ米を3-6月と8-11月の二期作で栽培しているが、近年は生産量の伸びが思わしくなく、特に8-11月期の生産が低迷している。この状況を受け、小規模生産農家に向けた、生産量の増加を目的とした技術支援を求め、ボランティア派遣の要請が挙げられた。なお同配属先が有している精米所の乾燥機や脱穀機は設置から20年以上が経過し、老朽化が進んでいるが、そのリニューアルをFEDA(農業開発特別基金)の資金を通じて実施することになり、今後同基金のプログラムが順調に推移すれば、それら機器が更新される見込みである。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
3-6月と8-11月の二期作で水田稲作をする、約40の農家に対し生産量を増加するために以下の支援をする。
1.コメの育苗から収穫までの技術支援を行う。
2.灌漑設備(ダム利用)の有効活用の助言をする。
3.現行の有機肥料利用について改善点などの助言をする。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
乾燥機、脱穀機、精米機
4)配属先同僚及び活動対象者
農協の主要メンバー6名 男性4名、女性2名 30-60代
稲作農家 40家
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:技術的な支援が必要であるため
[参考情報]:
・大学等での実習も実務経験に含む。
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(18~34℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)
【特記事項】
インターネット・電気・水道などのインフラサービスは一応あるが、常時安定しているわけではない。