要請番号(JL22418A09)
募集終了
・2018/3 ・2018/4 ・2019/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育省
2)配属機関名(日本語)
環境・リスク管理部、リスク評価および脆弱性軽減課
3)任地( サントドミンゴ特別区 ) JICA事務所の所在地( サントドミンゴ特別区 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
ドミニカ共和国の教育省は、公平な質の高い教育を国民に無償で提供し、個人の成長と社会の発展促進を目指す組織である。幼児・初等・中等教育の提供、初等・中等教育の教員養成等を担っている。配属機関となる教育省、環境・リスク管理部、リスク評価・脆弱性軽減課では、防災の観点で学校の安全を確保するため、校舎の堅牢性、脆弱性の評価、耐震補強提案、自然災害(ハリケーンや地震等)発生時の避難計画策定・改善支援等を行っている。職員数は26名であり、部長を含め、多くのJICA帰国研修員が所属している。教育省は、ユニセフやユネスコ、国連開発計画等、多くの援助機関から技術支援等を受けている。
【要請概要】
1)要請理由・背景
ドミニカ共和国には約7,800の学校・教育機関(幼児教育施設、初等・中等教育機関、教員養成校等)があり、各教育機関の利用者及び勤務者の安全を確保するため、配属先は各地の教育機関で安全性の調査・監督業務を行っている。特に近年学校校舎で自然災害発生時の被害発生が強く懸念されており、構造面、非構造面、機能面、環境面、社会面の5つの要素を加味した脆弱性レベルの評価業務が重要性を増している。耐震性評価等、専門的な知見が必要とされる業務は、他の専門機関の技術者と協力して行うが、依頼元の本配属機関の職員が適切に指示・監理・監督できるよう、能力強化を行う必要があり、本要請に至った。現在、教育省の本省ではJICAボランティア(デザイン)1名が活動している(2017年1月まで)。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
本配属機関の担当者や各地域の技術者、専門機関の技術者と協力して、以下の活動を行う。
1. 教育省が管轄する全国の教育施設の構造的脆弱性を評価する。
2. 各教育施設の機能面および非構造面(避難計画等、ソフト面の整備状況等)のリスクの程度を測定する。
3. 現在実施されている評価プロセスを見直し、より効率的な方法を提案する。
4. 短期的、中期的、長期的な調査計画の策定を支援する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
一般事務用品(パソコン、執務室等)
4)配属先同僚及び活動対象者
監督者: リスク評価・脆弱性軽減課課長、女性、60代、大卒、経験30年
同僚: 土木技術者(経験5年、女性)、測量士(経験5年、男性)、建築士(経験2年、男性)、環境保護・保全担当(経験2年、男性)
他、学校や地域の技術者が数十名
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:理論的な専門知識も必要
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:経験に基づく活動が不可欠のため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(18~34℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)
【特記事項】
インターネット・電気・水道などのインフラサービスは一応あるが、常時安定しているわけではない。