2018年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL22418A11)
募集終了

国名
ドミニカ共和国
職種コード 職種
H114 理学療法士
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2018/3 ・2018/4 ・2019/1
配属機関の外観 配属機関の受付 リハビリ室

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

経済企画開発省

2)配属機関名(日本語)

ドミニカリハビリテーション協会 コンスタンサ支部
NGO

3)任地( ラベガ県コンスタンサ市 ) JICA事務所の所在地( サントドミンゴ特別区 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 3.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

ドミニカリハビリテーション協会は、当国のリハビリテーション分野における最大規模の非営利組織であり、全国に29の支部を有する。配属機関となるコンスタンサ支部は、ラベガ県にある3つの支部の一つであり、山間を抜けた高原地帯に位置し、他の大きな街へのアクセスが悪い同市周辺の住民にとって、比較的少ない経済的な負担でサービスを受けることができる貴重な施設となっている。心身に障害のあるあらゆる市民に対して、公平に、総合的なリハビリテーションサービスを提供し、社会復帰、特に労働への再参加に向けて力を入れている。職員数は24名(男性3名、女性21名)。年間予算は22万米ドル。

【要請概要】

1)要請理由・背景

同支部は2011年開設。コンスタンサ市を中心に、同地域近郊住民の約10万人を対象にリハビリテーションサービスを提供している。同地域では増加の一途を辿る交通事故等の被害者数の増加を主因として、潜在的な患者数は人口の約7%(約7,000人)に上っており、サービスの量的、質的拡充が増々求められている(患者数は、2011年に29名だったが、2015年には11,000人と急増)。同支部は患者に対して理学療法、作業療法のサービス拡大を推進しているが、十分な技術を持った療法士を確保することが難しく、新しい技術の導入や職業倫理の醸成、意識向上を十分進めることが出来ていない。以上の背景から、同支部に勤務する理学療法士に対する技術指導を行うボランティアが求められており、本要請に至った。これまで首都の本部で理学療法士や作業療法士のボランティアが活動を行ってきたが、地方支部からの要請は初となる。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

本配属機関の担当者と協力して、以下の活動を行う。
1. 理学療法の実施計画を立て、モニタリングし、結果を評価し、改善を促す
2. 勤務する理学療法士の技量を評価し、不足している知識や技術を適時伝授する
3. 再診患者の症状を評価し、次の療法時の改善点を理学療法チームにフィードバックする
4. 担当者の技量に応じ、療法プロセスに付き添い、個別指導を行う

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

理学療法機器・器具全般、一般事務用品

4)配属先同僚及び活動対象者

同支部責任者、女性、40代
カウンターパート、女性、20代、理学療法士資格を取得のために就学中、経験2年
理学療法士、有資格者5名、就学中4名(男性5名、女性4名)
患者の対象年齢:小児から高齢者
疾患:主に交通事故などに起因する半身まひ、機能障害、腰椎・頸椎疾患。その他、脳・神経疾患。

5)活動使用言語

スペイン語

6)生活使用言語

スペイン語

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(理学療法士)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)3年以上 備考:経験に基づく活動が不可欠のため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(西岸海洋性気候) 気温:(18~34℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(不安定)

[水道]:(不安定)

【特記事項】

インターネット・電気・水道などのインフラサービスは一応あるが、常時安定しているわけではない。