2018年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL22418A12)
募集終了

国名
ドミニカ共和国
職種コード 職種
C221 畜産・乳製品加工
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2018/3 ・2018/4 ・2019/1
酪農研究室が入っている建物 計測機器の例 校内風景

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育省

2)配属機関名(日本語)

サン・イグナシオ・デ・ロジョラ実業高校

3)任地( ダハボン県ダハボン市 ) JICA事務所の所在地( サントドミンゴ特別区 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 5.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

ハイチ国境の最北部のダハボン県にある、キリスト教系の公立実業高校。1946年の創設以来、北西国境部の地域開発、産業振興、社会開発のため、時代のニーズに合った優秀な技術専門家を育成する教育機関としての使命を果たしてきた。現在、6つの学科(農業・畜産、電気、産業機械、木工、情報処理、衛生看護)を備え、将来の地域リーダーの育成を担っている。ここ10年間程JICAボランティア派遣はないが、過去、複数の青年海外協力隊(JV)が堆肥(コンポスト)生成に携わっている。職員は約120名、農学部学生は約100名。年間予算はUSD966,000。http://www.itesil.org

【要請概要】

1)要請理由・背景

配属先は2015年に、UNDPの支援により酪農研究室を建設した。それにより、地域の酪農家及び農業畜産協会関係者約600名及び農業分野の学生と連携し、この地域の乳・乳製品の品質向上に向けて、生乳検査を実施し、情報を提供することとなった。各酪農家の乳・乳製品の品質管理改善、乳牛の飼育方法へ助言、また生乳分析の精度の向上を行うことが求められているが、研究所の同僚は経験がまだ浅く、経験、専門性が十分とは言えない。また研究所の運営管理に関しては、成分データのまとめ方や、機械の管理方法など改善する余地があり、今回のボランティア要請では以下のような活動が求めらることとなった。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1.カウンターパートに対して、研究室での生乳検査に対する指導を行う。
2.生乳検査データの適切な取りまとめ方や、統計方法についてアドバイスを行う。
3.酪農家に対して研修会を実施し、生乳の適切な管理法や、乳牛の家畜肥料に関する改善策を提案する。
4.可能な限り、チーズ、ヨーグルトの乳製品についても、配属先が必要とするアドバイスを行う。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

成分検査機、ホモジナイザー、PHメーター、コロニーカウンター、安全キャビネット、乳調計、顕微鏡等

4)配属先同僚及び活動対象者

カウンターパート:20代女性、食品技術者
酪農家及び農業畜産関係者 約600名
配属先農業学科 学生

5)活動使用言語

スペイン語

6)生活使用言語

スペイン語

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒) 備考:理論的な専門知識も必要

[経験]:(実務経験)2年以上 備考:活動上必要なため。

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(サバナ気候) 気温:(18~34℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(不安定)

[水道]:(不安定)

【特記事項】

インターネット・電気・水道などのインフラサービスは一応あるが、常時安定しているわけではない。