要請番号(JL22418A13)
募集終了

・2018/3 ・2018/4 ・2019/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
経済企画開発省
2)配属機関名(日本語)
シバオリハビリテーション財団 自閉症児総合治療センター
NGO
3)任地( サンティアゴ県サンティアゴ市 ) JICA事務所の所在地( サントドミンゴ特別区 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 3.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先の財団は、ドミニカ共和国のリハビリテーション分野において比較的大規模に活動しており、同国第二の都市サンティアゴを拠点として近隣に2つの支部を展開している。配属機関となる自閉症児総合治療センターは、日本政府の草の根・人間の安全保障無償資金協力によって建設され、主に自閉症児に対してその症状に合わせて言語療法、発達療法、学習療法、作業療法等を組み合わせ、発達を促進し、日常生活における本人の困りごとの解消を目指し、自閉症の支援を行っている。同財団の職員数は100名、年間予算は170万米ドル。現在、障害児・者支援のJICAボランティア1名が活動中(2019年1月まで)。
【要請概要】
1)要請理由・背景
主に自閉症児に対する症状の緩和や学習支援を行っている本センターでは、同国内で自閉症のリハビリを専門的に学ぶ教育機関が少ないため、慢性的に専門の療法担当者が不足している。特に自閉症児に対する作業療法は、日常生活における自閉症児の自立(日常生活活動の円滑な実施)支援にとって欠かせない技術でありながら、作業療法の担当者も十分な教育・訓練を受けることが出来ていない。また、同センターに通う患者の大半は児童(自閉症児)であるにもかかわらず、小児に対する療法の理解・専門性が不足している。これらの状況を改善するため、同センターの作業療法士に対して、小児への作業療法(食べる、着替える、遊び等)を実地で指導し、内容を評価のうえ、その改善を支援するボランティアを要請するに至った。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
本配属機関の担当者と協力し、以下の活動を行う。
1. 主にカウンターパートに対して、小児に対する作業療法の指導を行う
2. 現在の作業療法の実施計画、過程、結果を評価し、改善を促す
3. 本配属機関の各分野の専門担当者に対して小児に対する作業療法のワークショップを行う
4. 本財団の本部に勤務する作業療法士に対して作業療法についてワークショップを行う
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
小児が扱う遊具等を含む作業療法機器/器具全般、一般事務用品
4)配属先同僚及び活動対象者
同センター責任者、女性、50代、言語聴覚士
カウンターパート、女性、20代、理学療法有資格者、作業療法士の経験2年
理学療法士有資格者2名、心理士(資格を取得のために就学中)、言語聴覚士、他
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:(作業療法士)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:経験に基づく活動が不可欠のため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(18~34℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)
【特記事項】
インターネット・電気・水道などのインフラサービスは一応あるが、常時安定しているわけではない。