要請番号(JL22418A14)
募集終了
・2018/3 ・2018/4 ・2019/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
経済企画開発省
2)配属機関名(日本語)
シバオリハビリテーション財団
NGO
3)任地( サンティアゴ県サンティアゴ市 ) JICA事務所の所在地( サントドミンゴ特別区 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 3.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先の財団は、ドミニカ共和国のリハビリテーション分野において比較的大規模に活動しており、同国第二の都市サンティアゴを拠点として近隣に2つの支部を展開している。同財団は、言語療法、理学療法、作業療法等を組み合わせ総合的なリハビリテーションサービスを提供し、障害のある方の生活の質の向上やバリアフリー社会の実現を目指している。本配属機関は、義肢・装具を製作する部署を持ち、経済力が乏しい層でも手が届く価格帯で、患者の経済状況によっては無償で、義肢・装具をオーダーメイドで製作・提供・保守している。同財団の職員数は100名、年間予算は170万米ドル。
【要請概要】
1)要請理由・背景
同国には義肢・装具の製作を体系的に学ぶ正規教育機関(大学や専門学校等)が無く、優秀な義肢・装具の製作技師が慢性的に不足している。その一方で高まるリハビリテーション分野のニーズを背景に、患者への負担が少ない比較的手頃な価格の義肢・装具へのニーズは年々高まっている。本配属機関では、過去にJICAボランティアが技師として活動していたが、自力で技術や知識をアップデートする、製品の質を改善・維持するまでには至っていない。本配属機関が支援する層(障害をがあり、経済力も乏しい層)にとって、義肢・装具の適合調整や低品質による保守等のために、何度も本配属機関を訪れることは大きな負担となっている。体の成長や変化、生活事情等を考慮した質の良い義肢・装具を提供することは、重要な課題である。以上の背景から、義肢・装具の製作指導を行うボランティアを要請するに至った。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
本配属機関の担当者と協力して、以下の活動を行う。
1. 現在の材料、設計方法、製作方法を評価し、改善を指導する
2. 義肢・装具の品質向上のため、品質評価指標を見直し、改善を指導する
3. 体系的な知識が不足している技師らに対して、ワークショップ等を通じ、技術指導を行う
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
義肢・装具の製作機器・器機(電子窯、吸引器、研磨機、集塵設備、ミシン、ドリル、ボール盤等や一般的な工具全般)、一般事務用品
4)配属先同僚及び活動対象者
同部署責任者、男性、30代、マネージャー
カウンターパート、義肢・装具製作室の責任者(現在求人中)
義肢・装具製作室の技師4名(見習い中も含む)
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:経験に基づく活動が不可欠のため
[参考情報]:
・義肢装具士免許
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(18~34℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)
【特記事項】
インターネット・電気・水道などのインフラサービスは一応あるが、常時安定しているわけではない。