要請番号(JL22418A15)
募集終了

・2018/3 ・2018/4 ・2019/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
経済企画開発省
2)配属機関名(日本語)
ドミニカリハビリテーション協会 サンフランシスコ・デ・マコリス支部
NGO
3)任地( サンフランシスコ・デ・マコリス市 ) JICA事務所の所在地( サントドミンゴ特別区 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 3.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
ドミニカリハビリテーション協会は、当国のリハビリテーション分野における最大規模の非営利組織であり、全国に29の支部を有する。配属機関となるサンフランシスコ・デ・マコリス支部は、同協会内で2番目の規模であり、同市内に2つのリハビリテーションセンターを持っている。同支部は、理学療法、作業療法、整形外科、小児神経科、心理療法、言語療法、特別支援教育、早期介入等、総合的なリハビリテーションサービスを同市一帯に住む約64万人を対象に提供している。職員数は85名、年間予算は約80万米ドル。近年、患者の社会復帰、特に就労支援に力を入れている。
【要請概要】
1)要請理由・背景
同地域における交通人身事故の増加と、作業療法の認知度の向上を背景として、作業療法を希望する患者が急増しており、のべ患者数は今年10月末時点で1万人(大人8割、子供2割)を超えている。同市内に2つ目のセンターを開設し、ハード面でカバー範囲を広げているが、理学療法士や作業療法士の育成が量・質共に追いついていない。特に作業療法士の正規教育機関が不足(首都に1校のみ)しており、資格を持たない作業療法士(アシスタント)は、資格を取得するため、首都や海外で教育を受けねばならず、有資格の作業療法士を確保することが困難な状況である。今後、作業療法士の育成のために、専門的知識や経験を幅広く有する作業療法士が求められており、ボランティアを要請するに至った。これまで首都の本部で理学療法士や作業療法士のボランティアが活動を行ってきたが、地方支部からの要請は初となる。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
本配属機関の担当者と協力して、以下の活動を行う。
1. 療法開始前の心身機能や日常生活活動を、評価し改善を促す。
2. 症状に合わせた療法実施計画について、評価し改善を促す。
3. 患者及び家族に対する教育内容について、評価し改善を促す。
4. 在宅/施設介護の高齢者に対するリクリエーション療法について、評価し改善を促す。
5. パーキンソン病の患者に対するグループ療法について、評価し改善を促す。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
リハビリテーション機器、作業療法器具全般、一般事務用品
4)配属先同僚及び活動対象者
作業療法部門責任者、女性、30代、経験8年
他、有資格者2名、アシスタント6名、経験年数は数か月から20年まで幅広い
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:(作業療法士)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:経験に基づく活動が不可欠のため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(18~34℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)
【特記事項】
インターネット・電気・水道などのインフラサービスは一応あるが、常時安定しているわけではない。