要請番号(JL22418A26)
募集終了
・2018/3 ・2018/4 ・2019/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
経済企画開発省
2)配属機関名(日本語)
プリンガモッサ財団
NGO
3)任地( アト・マジョール県アト・マジョール市 ) JICA事務所の所在地( サントドミンゴ特別区 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 2.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
プリンガモッサ財団は当国東部のアト・マジョール県にて、住民の教育推進や健康維持を目的に事業を行う地域支援団体である。大学との連携による教育支援や、国内外の民間企業から資金面での援助を受けつつ、地域の発展、人材育成、また自然保護プロジェクトなどを実施している。年間予算は約95万USドル、職員数12名。活動に協力する個人や学生は約140名。これまでJICAから直接的な支援を受けた経験はないが、商工・中小企業省やサントドミンゴ自治大学との連携による活動のほか、米国ピースコーを受け入れた経験もある。
【要請概要】
1)要請理由・背景
当国東部の内陸に位置する同市では、目立った観光資源も無く、観光客は年間3万人にも満たない。一方、同じく東部地域に位置し、カリブ海を代表するリゾート地の一つであるプンタ・カーナには国内外から年間60万人以上の観光客が訪れる。そこで配属先ではこのアト・マジョールにも観光客を呼び込み、地域の活性化を図るべくエコツーリズム『トラピッチェ※・ルート』プロジェクトを開始した。このプロジェクトでは、地元の豊かな自然の中を馬で散策しながら、昔の手法でのサトウキビ搾取所を見学したり、民族音楽を楽しむなど、地域の特色を多く取り入れているが、立ち上がったばかりのため、改善すべき点が多々ある。今後の本格的な観光客誘致に向け、地元住民の観光客に対するサービスの向上、地元の産品・民芸品の販売なども計画されており、プロジェクト実施支援・発展のためJICAボランティアが要請されることとなった。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
同プロジェクトに関わる地域住民や関係者と調整を行いながら、以下の活動を行う。
1.『トラピッチェ・ルート』プロジェクトの企画・運営にかかる助言
2.地域の観光名所の地図の作成
3.地域特産品(お土産品)としての企画・パッケージデザイン
4.特産品のマーケティングと販売戦略にむけての企画
5.エコツーリズム関係者への講習会の企画と実施
6.同プロジェクトを持続するための地元住民によるグループ形成への支援
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
特になし。
4)配属先同僚及び活動対象者
C/P:プロジェクト責任者、男性、40歳代、大卒、観光関連の経験20年
関係者:大卒15名、学生約200名、農業従事者80名
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:( ) 備考:
[参考情報]:
・エコツーリズムに関する経験 1年
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(16~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)
【特記事項】
※トラピッチェとは、サトウキビを絞る機械。近傍の地方都市であるサンペドロ・デ・マコリスまではバスで1時間程度。インターネット・電気・水道などのインフラサービスは常時安定しているわけではない。