要請番号(JL22418A27)
募集終了
・2018/3 ・2018/4 ・2019/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
科学技術高等教育省
2)配属機関名(日本語)
フェルナンド・アルトゥーロ・デ・メリーニャ農林大学校(UAFAM)
3)任地( ラ・ベガ県ハラバコア市 ) JICA事務所の所在地( サントドミンゴ特別区 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 2.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先であるフェルナンド・アルトゥーロ・デ・メリーニョ農林大学は、当国内陸部のハラバコア市にあり、1996年に設立された。教育、環境保全、自然資源管理といった分野における、ドミニカ共和国の持続的な開発に貢献する専門的な人材の育成を目的としている。また、気候変動適応策と緩和策や、地方のコミュニティ開発への支援活動を管理する人材の育成を行っている。職員数は58名、2017年の年間予算は約77万USドル。同大学の公式Webサイトは「uafam.edu.do」。
【要請概要】
1)要請理由・背景
同大学では、様々な種類の排水処理プラントやグリーンインフラストラクチャーシステムを構築・検証する作業をおこなっており、そのプロセスを支援するボランティアが必要である。同分野の経験・技術を有するボランティアの支援を受け、地方集落の実情に合わせた新しい方法について紹介し、同大学の技術者、調査者、教員等の関係者と共に調査を実施することで、環境に優しい様々な排水処理システムを周辺自治体に考案したいと考えている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1.同大学が地域の関連団体と協力して実施している、環境に優しい排水処理プラントに関する構築・検証作業に係る活動を支援する。
2.ドミニカ共和国に適した、コミュニティレベルで実施可能であり、また他地域へも適用できる平易なモデルを考案し、そのためのパイロット活動を計画する。
3.関連するテーマにおける、講話、セミナー、講演会等のアカデミックな活動を支援する。
4.排水処理に加え、エネルギーや暖房及び空調に関する循環型構築モデルについて取り組む。(一般家屋、アパート、商業施設等)
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
同大学内のオフィス。 業務に必要な関連プログラム(2009年以降のバージョンのAutoCAD、Global Mapper v.18.0.0(b092616)(64-bit)、QGIS、GPS)を使用。
4)配属先同僚及び活動対象者
継続教育学科長、建築の専門、50代。
農林、教育、観光分野の学生、建築分野の技術者、コミュニティの住民。
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒)理工系 備考:理論的な専門知識も必要
[経験]:(実務経験)5年以上 備考:経験に基づく活動が不可欠のため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖湿潤気候) 気温:(12~32℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)
【特記事項】
インターネット・電気・水道などのインフラサービスは一応あるが、常時安定しているわけではない。