要請番号(JL22418A31)
募集終了
・2018/3 ・2018/4 ・2019/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
副大統領府
2)配属機関名(日本語)
連帯プログラム
3)任地( サントドミンゴ特別区 ) JICA事務所の所在地( サントドミンゴ特別区 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 0.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は生活向上と社会全体における繁栄のために開発モデルをデザインする、政府の実施機関である。配属先の目標は1.貧困を抱える家族の食糧の確保や、現金収入の増加、健康と教育のに対するアクセスを保証すること、2.省庁間のパートナーシップや民間連携を通して、各種のサービスを行き届かせ、収入の向上や福利厚生の充実を図ることであり、貧しい家庭に対して、様々な支援を行っている。その支援のプロジェクトの立上げにかかり中米統合機構の協力、また現在は韓国やオーストラリアのボランティアを受け入れている。年間予算は297万USドル。
【要請概要】
1)要請理由・背景
配属先は貧しい家庭の自立や現金収入の増加を目的として、各種の支援プロジェクトを行っており、その一つとして貧困を抱える家族に対して10頭の雌鶏を支給し、彼らは卵を販売することで、現金収入を得ている。現在、約150家族が養鶏をを行っている。雌鶏を支給する際にヒナの育て方や、えさの与え方、病気の予防方法等を指導しているが、配属先にはその技術を指導できる人材が不足している。本養成はその状況を踏まえて技術指導をできる人材の育成を支援する。また、支援対象家族は、環境に対する基礎的な知識に乏しく、ごみ分別の方法やリサイクルに対する認識が不足しているため、各家族が養鶏を行う場所もごみの処理が問題となっている。このような環境教育の面も研修会を通して伝える必要があり、それらの活動に対する支援の要請に至った。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1.各地の養鶏グループを訪問し、飼育方法を観察し、状況を把握する。(他県への出張が予定されます。)
2.飼育方法について、改善点についての指導、助言を行う。
3.養鶏グループに対し、研修会を実施し、鶏の飼育方法や養鶏場の適切な管理の仕方について指導を行う。
4.養鶏グループと鶏卵の管理方法や販売方法の改善をともに考え、収益の向上を目指す。
5.ごみの分別やリサイクル、リユースについての研修会実施にかかる支援を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
パソコン、プロジェクター、机、いす
4)配属先同僚及び活動対象者
C/P:40代女性、大卒(ジェンダーと開発学)、実務経験14年
養鶏グループ:約150家族
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:大卒の同僚との活動となるため
[経験]:( ) 備考:
[参考情報]:
・養鶏飼育経験1年以上
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(18~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)
【特記事項】
首都ではインターネット・電気・水道などのインフラサービスはひととおりあるが、常時安定しているわけではない。
養鶏グループが住む地方への出張が予想されるため、体力に自信がある方が望ましい。